育休明けはきつい?フルタイムと時短で悩む人がチェックするべき3つのポイント

家事について

こんにちは、1人目2人目共にフルタイム復帰を経験した こんママ です。

私が経験したことや学んだことをもとにフルタイムと時短で悩んでいる人へのアドバイスや判断ポイントをシェアできればと思います。

仕事と育児の両立への不安、仕事環境の変化、周囲との関係性の変化、自己のキャリアへの不安、そしてストレスや心理的負担はいったいどのくらいなのか…。これらの不安要素は、育休明けの新しいステージに立つ際に、誰もが抱える不安要素だと思います。もちろん私自身もそうでした。

このブログでは、育休明けフルタイムと時短復帰どちらにするか悩んでいる人に向けてアドバイスを共有し、皆さんの不安や課題を少しでも軽くするお手伝いができればと思っています。是非、読み終わった後に少しでもスッキリしたり、前向きな気持ちで新しいステージに挑戦していっていただければと思います。

この記事はこんな人におすすめです
  • 現在、産休・育休中の方
  • 仕事と育児の両立に不安がある
  • フルタイムか時短で悩んでいる
  • 育休明けの働き方が全く想像できずただ不安な人
  • 漠然と不安だが、できるだけ心構えをしておきたい

なぜ育休明けはこんなに不安なのか

まず、育休明けの人が抱えている不安要素をいくつか挙げてみましょう。

  1. 仕事と育児の両立:
    フルタイムでの復帰により、仕事と育児の両立が難しくなることへの不安。子供の世話や保育園・学校の送迎など、時間やエネルギーの配分をどうすべきなのか不安に感じる人が多いようです。
  2. 仕事のペースへの適応:
    育休中は仕事から離れていたため、復帰後の仕事のペースや環境に適応することへの不安。業務の変化や新しいプロジェクトへの参加など、新たな挑戦に対する心配が出やすい傾向にあります。
  3. 周囲との関係性の変化:
    育休中にチームや同僚との関係が変化したり、新しいメンバーが加わっている可能性があり、その変化に対する不安が生じることがあります。私も、育休中に会社の統合が決まり、復帰前から職場の大きな変化が決定していたので、すごく不安に感じた過去があります!
  4. 自己のキャリアへの影響:
    育休中のブランクや、復帰後の仕事への復帰能力に自信が持てないことへの不安。キャリアの進展や仕事のパフォーマンスに対する不安が生じる傾向が高いです。
  5. ストレスと心理的負担:
    仕事と育児の両立によるストレスや心理的負担、ワークライフバランスの調整が難しいことへの不安。ストレス管理や心の健康への配慮として何をすべきなのかわからずに漠然と不安を感じる人が多い印象です。

これらの不安要素は個人によって異なりますが、育休明けに多くのワーママが直面する課題だと思っています。

そして、なぜ育休明けがこんなに不安なのかというと、
おそらく多くの人が育休中に
想像以上に育児が大変だということに気付いたからではないのでしょうか。

おそらくこれまでのキャリアの中で、人は下記の4タイプに分けられると思っています。
A.仕事をそこまで大変と感じたことは無い
B.仕事は大変なこともあったけど、まぁ楽しくやれていた
C.とにかく仕事は大変だがやりがいは感じる
D.仕事なんかやりたくない


上記どのタイプの人であったとしても、さらに、こんなに大変な育児が加わりWで遂行していくなんて想像できなくて恐ろしいと感じるひとのほうが普通だと思います笑

私自身もそうでした。私はどちらかというと、「B.仕事は大変なこともあったけど、まぁ楽しくやれていた」タイプでした。だからこそ、これまで大きな苦労はなく人生そこそこうまくやれていたのに、こんなにお手上げな右も左もわからないことだらけの育児の大変さに愕然として、産後3か月頃には若干産後鬱気味にもなりました。

そんな私は、どちらかというと早く職場復帰をしたいとまで思っていたくらいです。とはいえ、不安がなかったわけではなく、漠然とでも両立ってできるの?スゴイ大変そう…と不安のほうが大きかったです。

育休明け前にチェックするべきこと3選

そんな私が育休中~現在まで実施し、やっておいてよかったと感じている3つのことをお伝えします。

  1. 1日&1週間のスケジュールを確認する:
    育休中の生活とフルタイムの仕事を両立するために、スケジュールを見直すことが必要です。
    仕事が完全フル在宅、近場・遠方、スーパーフレックス対応など職場環境によっても大きくことになるので、まずは簡単に1日の平日のスケジュールを書き出してみましょう。
    そして最終的には1週間分のスケジュールを出し切り、実現可能か、無理は生じていないか、無理が生じていそうな場合は最新機器の投入や、外部の協力を得て外注できないかなど、少しでも負担が少ない形に改良していきましょう。
  2. サポートシステムの構築をはかろう:
    上記でもお伝えしたとおり、外部に協力を得られそうな部分は外注したほうが確実に良いです。
    例えば、
    ・週に数回、料理を外注する。(ホームヘルパーや、コープなど)
    ・シルバー人材、ホームヘルパーなどに掃除を委託
    ・ファミサポや祖父母など家族に送迎を依頼
    ・ルンバ、洗濯乾燥機などを購入またはレンタルしてみる

    などがありますね。
  3. ワークライフバランスは保てているか確認しよう:
    上記を見直したときに、自分の時間が少しでも確保できそうか確認をしてみましょう。この時点で平日に自分時間はほぼゼロ&土日もワンオペの場合はかなり厳しい状況になると思います。1.2に戻って、再度ワークライフバランスの調整を図りましょう。

ポイントは上記3つを繰り返しながら、少しずつ自分たちのスタイルを確立していくことです。初めからすべてがスムーズにいくことはありません。また、最初はうまくいっていても子供の成長や自分たちの職場環境や職位の変更で、ペースが乱されるなんてことはよくあります。

そんなときも上記1~3を習慣にしておくと焦ることなく対応していくことができますよ。

ワーママへ贈る【教訓】

そもそも「仕事と育児の両立」という言葉をきくと「両方ともうまくこなす」と思いがちですが、そんなの幻です。両方うまくこなすという解釈のままいくと、自分の首を絞めることになるので気を付けてくださいね。

これはあくまでの私の解釈ではありますが「仕事と育児の両立」とは、「両方の立場に、立ち続ける。止まっても、転んでも、立ち上がりつづける」ことだと思っています。

なので、結局のところ、何を選んでも、どうこなしてもうまくいかないときは必ずあります

そんなときは立ち止まればいい!転んでもいい!最終的に立ち上がり、仕事と育児両方の場に立ち続けることが、最終的に自分たちの後輩や子供たちの世代によりより未来を残せるのではないかと思っています。

そして、もはや働くの無理!ってなったらいったんやめてもいいんです! そのくらいの追い込みすぎない気持ちでいるのが一番良いのかなと思います。

フルタイムと時短に迷ったらするべきこと

これから、フルタイムのメリットとデメリット、そして時短のメリットとデメリットをあげていきます。これらを理解したうえで自分にとってベストなのはどっちであるかを選んでいきましょう。

正直こればかりは、本人が何を人生の指針としているかや職場の環境によって大きく異なってきますので残念ながら絶対にこれがいいという答えはだせませんが、「自分が選んだ」ということが一番大切かなと思っています。是非、以下を参考に検討し「自分が選んだ」こたえを導き出していただきたいと思います。

フルタイムのメリット

  1. キャリアの継続:
    フルタイムでの復帰は、キャリアの継続につながります。フルタイムで仕事に復帰することで、ママになる前と変わらず専門知識やスキルを維持し、キャリアの進展やプロフェッショナルな成長を促進することができるので自己肯定感を維持しやすい傾向があります。
    納得いくまで仕事をやりたい!という人は時短よりフルタイムのほうがいいかもしれないですね。
  2. 経済的安定:
    フルタイムで働くことで、家計への収入を変わらずキープできるので、経済的な安定感が得られます。これにより、家族全体の生活水準の向上や将来のための貯蓄、投資などにおける不安要素が軽くなるのは大きなメリットかなと感じます。
  3. 自己成長と自己実現:
    仕事に復帰することで、自己成長や自己実現の機会が増えます。最近は女性活躍を国として推進していることもあり新しいプロジェクトへの参加や責任の拡大、リーダーシップの機会など、仕事を通じて自己の能力を発揮し、成長する機会を多く与えられる印象です。
    実際私も、育休直後から新規立ち上げを行ったりと成長する機会を多く与えていただいています。成長をものすごく感じることができるのでありがたい反面、子どもが体調を崩したりすることで負担も大きく毎日クタクタです。これはメリットなのかデメリットなのか……正直今でもわかりませんが、自己成長と自己実現ができているぶん自己肯定感はかなり高く過ごせています笑
  4. 社会的つながりとプロフェッショナルネットワークの維持:
    フルタイムで働くことで、社会的なつながりやプロフェッショナルなネットワークを維持することができます。仕事仲間や業界の人々との交流を通じて、情報やサポートを得ることができます。
  5. 自己満足感とバランスの取れたライフスタイル:
    仕事を通じて自己実現や社会貢献を感じることができるため、自己満足感や生きがいを得ることができます。また、仕事と家庭の両立がうまくいけば、バランスの取れた充実したライフスタイルを享受することができるので自己肯定感は高くキープできるのかなと感じます。

フルタイムのデメリット

続いて、いくつかデメリットも挙げてみます。

  1. 仕事と育児の両立の難しさ:
    子供の世話や送迎、保育園との連携、急な子供の体調不良からの自分がその風邪をもらってしまうなんてこともよくあります。また、夜泣き・保育園拒否など想定していない事態も頻繁におこるため、両立の難しさを感じる場面に悩まされる人が多い印象です。
  2. ストレスと心理的負担:
    仕事と育児の両立によるストレスや心理的負担が増加する可能性があります。仕事でのプレッシャーや家庭での責任、両方をこなすための時間やエネルギーの圧力が生じることもあるでしょう。
  3. 自己の時間の制約:
    フルタイムで働くことで、自己の時間が制約されることがあります。趣味やリフレッシュのための時間が減少し、自己ケアやストレス解消が難しくなることがあります。
  4. 家族との時間の減少:
    フルタイムで働くことで、家族との時間が減少することがあります。仕事の時間が増えると、家族とのコミュニケーションや一緒に過ごす時間が限られることがあります。

時短のメリット

続いて、時短のメリットをみていきましょう。

  1. 仕事と家庭のバランスの取りやすさ:
    時短で働くことで、仕事と家庭の両立がしやすくなります。仕事時間が短いため、家庭の時間や子供との時間を確保しやすくなります。これにより、ストレスが減少し、より充実した家庭生活を送ることができます。
    とはいえ、あくまで「庭の時間や子供との時間を確保しやすくなる」のであり、自分時間が確保できるわけではないことに注意が必要です。
  2. 育児への積極的な参加:
    時短で働くことで、育児に積極的に参加する時間を確保できます。フルタイムで働く場合に比べて、子供との時間を増やすことができ、親子の絆を深めることができます。
  3. ストレスの軽減:
    時短で働くことで、仕事と家庭の両立に伴うストレスが軽減されます。長時間働くことによる疲労やストレスが少なくなるため、心身の健康が維持しやすくなります。

時短のデメリット

  1. キャリアの進展に影響を与える可能性がある:
    時短で働くことで、仕事への取り組み時間が減少するため、キャリアの進展に影響を与える可能性があります。昇進や新しいプロジェクトへの参加ができたとしても、時間がたりず思ったように仕事の成果が出せず苦しい思いをする方も多い印象です。また、結局残業になり、フルタイムと同じ労働時間になってしまっているという方もよくみかけますね。
  2. 収入の減少:
    労働時間が短いため、収入がフルタイムで働く場合に比べて減少する可能性があります。経済的な負担が増える場合や、生活水準を維持するための調整が必要となる場合があります。
  3. 社会的影響や評価の低下:
    時短で働くことが一般的でない場合、社会的な影響や職場での評価が低下する可能性があります。しかし、これは正直その職場が悪い気もするので、時短で働きつつ転職活動をするのはありかもしれないですね。
  4. 仕事の負担が増える可能性がある:
    時短で働く場合、労働時間が短いために仕事の負担が増える可能性があります。同じ業務をより短い時間でこなさなければならないため、ストレスや負担が増す場合があります。

まとめ

フルタイムで復帰するか、時短で復帰するか答えはでましたでしょうか?

まだ悩んでいるという人も、少しでも当ブログが参考になっていれば嬉しいです。

私自身の話を少しすると、私がフルタイムを決めたのは

・時短の給料が割に合わないと感じた
・職場に育休明け(1人目育休後)からフルタイムで復帰をした人がいないと聞いたので、自分がやることで誰かの参考になればいいなと感じた

上記2つになります。フルタイム復帰してきつかったら、そんときにまぁ考えようくらいの結構軽い気持ちでしたね。また、私の職場は在宅とフレックス制度が導入されているのも大きかったです。フルタイムにすることで、満足いくまで仕事を行えるのはよかったかなと思います。ただ、どこまでも仕事ができてしまう分、メリハリは大事だなと感じています。

また、ダメだったら時短にしようという軽い気持ちだったからこそ、やってこれたのかなとも思います。だって、子育てしてる時点で重大な国家プロジェクトに参画してるようなもんですよ! みなさんも誇りをもって毎日を過ごしましょう!

ちなみに、周りは1人目育休後は基本的に時短を選択していましたね。けれど半年~1年後にはフルタイムに戻している印象でした。みんな口をそろえて時短割に合わないといっていました。

理由を聞いてみると
・想像以上にフルタイムのときより給与がひかれる
・結局残業が生じてフルタイムで残業がない場合と変わらない労働時間になっている
・時短だからといって、自分の時間が取れるわけではなかったから

ということを言っていました。

復帰前にナーバスになっているママの少しでも参考になればうれしいです。以上、こんママでした!

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