ママ友がいないけど、このままでいいのかな?
ふっと不安になる瞬間ありますよね。
私自身、仕事と育児に追われる日々、そして2度に渡る転園が重なり、ママ友を作る余裕はありませんでした。
そして、正直、特に困ることもありませんでした。
でも、小学校入学を目前にしてある現実に気づかされました。
それは、学校生活には想像以上に“情報”が必要だということ。
PTAや学童保育の仕組み、持ち物のルール、小1の壁と呼ばれる課題――これらをスムーズに乗り越えるには、周囲の親同士のつながりが必要になってくるのです。
この記事では、ママ友なしで過ごしてきた私が小学校目前で感じた“つながり”の重要性についてお伝えします。
同じようにママ友がいなくて不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください!
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ママ友がいなくても基本的に困らない理由
乳幼児期に感じた『ママ友いらない』の本音
私自身、仕事と育児に忙殺される中、さらに2度の転園を経験したことで、他の親と積極的に関わる時間や気力がなかったのが正直なところです。
保育園は、基本的に働く親が子どもを預ける場所です。
そのため、送り迎えは皆慌ただしく、親同士で深く関わる機会はほとんどありません。
自然と、送り迎えだけで完結する日々。
それでも特に困ることはありませんでした。
保育園では先生方が連絡事項をきちんと共有してくれますし、必要な情報も掲示板や手紙で事足りるため、他の親と関わる機会はほとんどありません。
保育園主催の行事やイベントでも、お互い忙しい身同士、軽く挨拶を交わす程度で十分でした。
また、仕事の後は家族との時間に集中したい思いもあり、無理にママ友を作る必要性を感じることはありませんでした。
育児の悩みや喜びも、パートナーや保育園の先生、たまに会う昔からの友人と共有することで解決できることが多かったのです。
情報社会が助けてくれる今の育児環境
さらに、育児に関する情報はインターネットやSNSで手軽に調べられる時代。
分からないことがあれば検索すればすぐに答えが見つかり、育児書を手に取る暇もない忙しい生活の中では大いに助けられました。
特にSNSでは、育児をテーマにしたブログやコミュニティが豊富に存在し、同じ悩みを共有する投稿を見て「自分だけではない」と感じられるだけで心が軽くなります。
また、育児用品や離乳食、保育園情報に関するレビューも簡単に確認でき、他のママと直接話す機会がなくても十分に対応できる環境が整っていました。
このように、乳幼児期は「ママ友がいなくても大丈夫」と感じられる要素が揃っており、私自身もママ友を持たないままでも特に困ることはありませんでした。
小学生目前で訪れる“ママ友が必要と感じる瞬間”
とはいえ、小学校入学を目前にすると、状況が少しずつ変わり始めます。
乳幼児期には特に必要性を感じなかった「親同士のつながり」ですが、小学生になるタイミングでは、それが思いのほか役立つ場面が増えるのです。
ここでは、子どもの成長に伴ってママ友づきあいの必要性がどのように変化するのか、0歳から小学校入学前までの時期を振り返りながらお伝えしていきます。
(1) 0歳~3歳:ママ友がいなくても大丈夫な時期
この時期は赤ちゃん中心の生活で、正直、親同士のつながりを必要と感じる場面がほとんどありませんでした。
育児に関する情報も、SNSや育児書を活用することで十分に補えます。
また、保育園に通わせている場合、連絡事項は保育士が直接伝えてくれるため、他の親とのやり取りが求められることはほぼありません。
送り迎えの際も、保護者同士がすれ違う程度で、立ち話をする機会すらないことも珍しくありませんでした。
0歳から3歳の乳幼児期は、ママ友がいなくても困ることは少なく、むしろ家庭やパートナーとの時間を大切にできる時期とも言えます。
この時期は、仕事と育児の両立によりママがメンタルをやられがちな時期なので要注意!
まずは、自分の息抜きなどケアに集中しましょう!
⇒『ワーママきつい』メンタル崩壊する前に試したい5つの対策
(2) 3歳~5歳:保育園や幼稚園で接点が増える時期
子どもが成長し、3歳を過ぎると、運動会や保育参観日、発表会といった行事や習い事を通じて、ママ同士が顔を合わせる機会が自然と増えてきます。
さらに、この頃になると、親自身も仕事と育児の両立に少しずつ慣れてきて、気持ちに余裕が生まれるタイミングでもあります。
こうした中で、積極的な親はこの時期にママ友とのつながりを築き始め、休日に子ども同士を遊ばせたり、LINEで連絡を取り合ったりする姿をよく見かけました。
一方で、私はどちらかというと積極的なタイプではなかったため、LINE交換こそあっても、それをプライベートでの付き合いに発展させることはありませんでした。
それでも、仕事を優先するワーママや家族との時間を重視する家庭では、親同士が深く関わらなくても大きな支障はありません。
実際、子ども同士が仲良くなっても、親同士が密に付き合う必要性を感じたことはほとんどありません。
むしろ、適度な距離感を保ちながら過ごすことで、子どもの友人関係も自然な形で変化し続けるという印象を持っていました。
この時期は、「無理に関係を深めなくても大丈夫」と感じられる期間でもあったのです。
この時期は、子どもの食事に苦労することが増える時期です。好き嫌いがはっきりしてきて、一生懸命作ったご飯を残されることもしばしば。
その一方で、仕事では徐々に責任のある内容を任されるようになり、育児と仕事の両立に疲れを感じやすくなります。
もし今、同じような悩みを抱えている方がいれば、「我が家が料理をやめた話」をぜひ参考にしてみてください!少しでも負担を減らし、心に余裕を持つためのヒントが見つかるかもしれません。
⇒ワーママが料理をやめたことで得た“予想外”のメリット【まとめ】
(3) 5歳~小学校入学:情報不足への不安が少しずつ出始める時期
小学校入学を控えた時期になると、入学準備や学校生活に関する具体的な情報が必要になり、不安を感じる場面が増えてきます。
特に、学校生活特有のルールや行事の詳細は、入学説明会だけでは網羅されないことが多く、経験者からの意見や情報が大きな助けになります。
学童保育の定員や利用方法、PTAの活動内容や頻度は、働く親にとって重要なポイントですが、こうした情報は横のつながりがなければなかなか手に入りません。
もちろん、区のホームページや学校見学会などで公式情報を確認することはできます。
しかし、実際の雰囲気や親たちの経験談などの「リアルな情報」は、公式な場では得られないのが現実です。
私はこの時期、仕事と育児の両立に追われる中で、保育園から小学校という環境の大きな変化に不安を感じていました。
保育園は「預かる場所」として柔軟にサポートしてくれましたが、小学校は「学びの場」としての性格が強くなり、親としての負担が増えることが予想されました。
この変化にどう対応すれば良いのか分からず、もはや考えることを放棄…私の頭は完全に思考停止状態でした。
そんな中、ある出来事が私の状況を大きく変えました。
子どもが繋げてくれたご縁
息子が保育園で仲良くしていた1つ下の男の子と「一緒に遊びたい」と言い出したのです。
最初は忙しさを理由にやんわりごまかしていましたが、ある日、その男の子のママと保育園で顔を合わせる機会がありました。
すると、息子が「遊びたいからLINE交換して!」と堂々とお願いをし、その場で連絡先を交換することに。
さらに、「お家に遊びに行きたい!」と言い出し、話がどんどん進んでいったのです。
息子の積極性とコミュニケーション能力には驚かされましたが、結果的にこれが大きな転機となりました。
その男の子のママとは、その日を境にいろいろと話す機会が増えました。
驚いたことに、彼女の友人が私の息子が通う予定の小学校に子どもを通わせていることが判明。
その友人に連絡を取ってくれたおかげで、私がこれまで知らなかった小学校のリアルな情報を得ることができました。
これまでは、公式情報やネットを頼りに準備を進めていましたがママ友から得られるリアルな情報は全く質が違いました。
例えば、学童保育の実際の利用体験、PTA活動の具体的な内容、持ち物の細かなルールなど、経験者しか知らないような情報を次々と教えてもらえました。
この経験を通じて、「ママ友がいることで得られる情報の価値」を初めて実感しました。
それまでは「ママ友がいなくても何とかなる」と思っていた私ですが、横のつながりがあることで得られる安心感や心強さは、想像以上でした。
(4) 小学校入学でママ友の重要性を感じる瞬間
息子の保育園でのつながりをきっかけに、小学校に関するリアルな情報を得るようになってから、私は少しずつ「ママ友って必要かも」と感じるようになりました。
まだ実際に小学校生活が始まる前から、入学後に直面しそうな課題も次第に見えてきたのです。
例えば、よく話題に上がるのが「小1の壁」です。
学童保育の定員オーバー問題、PTA活動の負担、頻繁に求められる細かな持ち物の準備――こうした課題は、保育園の延長線上で考えていると、大きなギャップを感じると多くのママが口をそろえます。
さらに、それだけではなく、学童に入れたとしても大きなお兄さんお姉さんの数や雰囲気に圧倒されていき渋りをしたり、PTA活動にもラクなもの大変なものがあり〇〇が一番ラクなど、リアルな情報は非常に参考になるものでした。
こうした中で感じたのは、「公式な情報だけでは限界がある」ということです。
小学校での実際の流れや、周囲の家庭がどのように対応しているのかなどは、経験者からしか得られない情報が多いのです。
男の子の親の場合はさらに横のつながりが重要!?
また、ほぼすべての男の子親が口をそろえて言っていたのが、男の子の場合、本人経由の情報は不確かなことが多いので気軽に確認できるママ友と繋がっておいた方がいいということでした。
「今日の宿題は何?」と聞いても、答えが曖昧だったり、間違っていたりすることが日常茶飯事のようです。
一方で、女の子の場合、学校の様子を比較的詳しく話してくれることが多く「女の子の親とのつながりを持つことで、正確な情報を得られる」と実感する男の子ママは少なくないそうです。
さらに、ママ友とのつながりがあることで、子どもの友人関係についての間接的な情報や、学校での様子を共有できるのも大きなメリットです。
例えば、「うちの子が仲良くしているA君とこんなことをしていたらしい」など、親同士の会話が子どもの学校生活を理解するヒントになることもあるようです。
私自身、保育園時代はママ友がいなくても何とかなっていましたが、小学校ではその考え方が通用しない場面があるかもしれないと少しずつ実感しています。
無理せず情報基盤をつくるママ友づきあいのコツ
ママ友づきあいは“広く浅く”でOK!
ママ友づきあいというと、何となく「深い付き合いをしなければならない」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
でも、実際には無理して親しくなる必要は全くないと感じています。
むしろ、「広く浅く」のつながりを意識した方が、ストレスなく情報基盤を築けることが多いです。
例えば、学校行事や保護者会などで顔を合わせたときに、軽く挨拶を交わすだけでも良いきっかけになります。
「こんにちは」「お疲れさまです」といった一言で十分。
そこから、「〇〇ってどうされていますか?」と具体的な話題につながることも少なくありません。
また、「この人なら話しやすそう」と感じた方とだけ少しずつコミュニケーションを深める形でも十分です。
広く浅い関係を保ちながら、必要な情報だけを交換するスタイルなら、無理に親密にならずとも心地よくつながることができます。
挨拶とLINEだけで十分!無理なく築けるつながり方
無理なくつながりを築くためにおすすめなのが、「挨拶とLINE交換」の活用です。
これだけで、意外と情報基盤をしっかり築けます。
ポイントは、深く関わらなくてもOKというマインドでいることです。
LINEグループでのやり取りは情報収集の場として捉え、プライベートな関係を無理に築こうとしないことが重要です。
これなら、忙しいワーママでも気軽に始められるはずです。
広く浅くつながりを保ち、必要な情報を得る。
このスタンスなら、ストレスを最小限に抑えながら、子どもの学校生活を支えるための情報基盤を築くことができます。
そして、本当に情報が必要になったときや、困った時にこの基盤をもとに動いてみるでも全然遅くないと思います。
無理せず気軽に始めてみましょう!
我が家のように繋がる気ゼロでも、基盤さえちゃんと築けていれば、時が来た時にいっきに広がっていくことを実感。心配は不要です!
まとめ
「ママ友がいないけど、このままでいいのかな?」と不安になっている皆さん安心してください。
結論、ママ友づきあいは、「いれば頼もしい」くらいの感覚で十分です。
無理に親密な関係を築く必要はありませんが、小学校入学を控える前に、挨拶や連絡先の交換といった小さなつながりを作っておくことが、後々大きな助けになることがあります。
特に、PTA活動や学童保育、学校行事の詳細など、公式な情報だけではわからない細かな内容については、ママ友からのリアルな情報が頼りになる場面が少なくありません。
そういった情報基盤を築くためには、日常の中での挨拶や軽い会話、LINE交換など、ちょっとしたつながりを大切にすることがポイントです。
とはいえ、無理をしてまでママ友を作ろうとする必要はありません。
自分らしいペースで、気の合う相手とだけつながる形で十分です。
子どもを通じた自然なやりとりからスタートすることで、少しずつ関係を築いていけば、ストレスなく情報基盤を作ることができます。
「小1の壁」と呼ばれる課題を乗り越えるために、最低限の横のつながりを持つことは、結果として子どもの安心や自分自身の余裕につながります。
そして、何よりも大切なのは、自分らしいスタイルでつながりを築き、無理のない範囲でその関係を活かしていくことです。
ママ友は「必須」ではありませんが、「いればとても頼もしい存在」です。
日々の忙しさの中で、少しの余裕ができたときに、気軽に挨拶や連絡先交換をしてみるだけで、意外と豊かな情報ネットワークが作れるものです。
これから小学校生活を迎える皆さんが、無理なく快適な親同士のつながりを持てることを願っています!
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