親の助けがない中で、子育てと仕事をどう両立すればいいのだろう…
正直、もう限界かも…
そう悩むのは、あなただけではありません。
共働き家庭が増える中で、親や周囲のサポートを得られずに奮闘しているワーママさんがたくさんいます。
今、私たちが直面しているこの現実は、想像以上に多くの人に共通する課題になっています。
でも、覚えておいてください。
親の助けがなくても、子育てをもっと楽に、そしてワーママ人生をもっと楽しくする方法は必ずあります。
この記事では、親の助けなしで子育てをする家庭の実態を紐解きながら、負担を減らし「楽しい育児」「楽しい人生」を選ぶための具体的なヒントをお伝えします。
「私だけがこんなに苦しいの?」と日々不安を感じている方にこそ、読んでほしい内容です。
ぜひ最後までお付き合いください!
✅夫(単身赴任中)+6歳♂+3歳♀+犬
✅フルタイムワーママ 管理職
✅アルバイトを転々としていた20代、今でも出世欲ゼロにも関わらず「楽しい」を選び続けたら年収が女性の上位3.8%まで到達
✅毎日に「楽しい」を増やし、成果につなげるワーママ術を発信中
✅当ブログのミッションは「苦労するワーママをひとりでも減らしたい!」です
親の助けなしで子育てする家庭の割合はどのくらい?
近年、「親の助けなし」で子育てをしている家庭が増えています。
NTTデータ経営研究所の調査によると、子育て世代において、同居または近くに住む祖父母や親族の支援を「全く受けていない」と答えた家庭は約49.4%に上るという結果が出ています。
さらに、部分的にサポートを受けている家庭も含めると、何らかの形で親族の支援が不十分な家庭が過半数に達していることがわかります。
(参照:NTTデータ経営研究所の調査「都市地域に暮らす子育て家族の生活環境・移住意向調査」)
この背景には、以下のような要因があると考えられます。
1┃共働き家庭の増加
経済的理由やキャリア継続のために共働きを選ぶ家庭が増える中、親世代もまだ現役で働いていることが多く、子育てのサポートを受けにくい状況が一般的になっています。
その結果、夫婦のみで子育てを完結させるケースが増えています。
2┃核家族化の進行
都市部への移住や住居環境の変化によって、親世代との同居が減り、距離的なサポートが難しい状況が一般的になっています。
3┃地域コミュニティの変化
地域社会とのつながりが希薄化し、かつて当たり前だった近所付き合いや助け合いが減少していることも影響しています。
「親の助けなし」という状況は、多くの家庭が抱えている共通の課題です。
特に共働きの家庭で、育児と仕事、家事のすべてを自分たちだけで抱えることが大きな負担となっています。
この課題をどう乗り越え、楽しく子育てをしていくか、この記事では具体的な解決策を提案していきます。
実は私自身も、一時期、以下のような状況に追い込まれていました。
そんな中で、2人の幼児を育てながら働いていました。
当然ながら、体調を崩しかけたことは言うまでもありません。
でも、その経験があったからこそ、今振り返ると、もっと早く、楽に前向きに仕事とプライベートの両立を図る必要があったと気づきました。
みなさんには、この記事を通して、少しでも負担を減らし、楽しい育児生活を目指すヒントを見つけてもらえたらと思います。
親の助けなしでの子育てがもたらす現実
「親の助けなし」で子育てをしている家庭が直面する現実は、決して軽いものではありません。
特にワーママにとって、家事・育児・仕事のすべてを自分たちだけで背負い続ける生活は、気づかないうちに心身の限界を超えてしまう危険があります。
負担が積み重なると、家庭や仕事にどのような影響を及ぼしてしまうのでしょうか?
こうした現実が具体的にどのような問題を引き起こすのか、掘り下げていきましょう。
家事・育児・仕事の負担増加
親族からのサポートがない場合、すべての責任が夫婦、場合によっては一人の親に集中します。
特にフルタイムで働くワーママにとっては、仕事の後に家事や育児を行うのは心身ともに大きな負担です。
「家事分担をしている」と言いつつも、実際には育児や家事の大半が母親に偏る家庭も少なくありません。
結果として、ワーママが疲弊し、心の余裕を失うことに繋がります。
子どもへの影響
親が疲れ果てていると、そのストレスや疲労感が子どもに伝わります。
「忙しいから後でね」と言われ続けることや、親のイライラを敏感に察知することが、子どもにとって不安や寂しさを生む要因となることも。
親が忙しさに追われると、子どもとゆっくり過ごす時間が減り、質の高い親子のコミュニケーションが取れないことも課題の一つです。
孤独感や育児へのプレッシャー
核家族化が進む中、親の助けなしで育児をしている家庭では、孤独感を抱えることも多いです。
「自分だけがこんなに大変なのでは?」という思いがプレッシャーとなり、育児や人生の楽しさを感じられなくなることもあります。
SNSなどで他の家庭の姿を見ることで、さらに「自分はダメな親だ」という気持ちになるケースも増えています。
家庭全体に与える影
これらの課題が蓄積されると、家庭全体に影響を及ぼします。
夫婦間のすれ違いやコミュニケーション不足、家族の誰かが体調を崩すといった事態に発展することもあります。
また、子どもが親を気遣うあまり、自分の感情を抑え込むようになる場合もあり、親子関係にも負担がかかることがあります。
しかし、こうした現実の中で、ワーママが「みんな無理して頑張っている」「私もがんばらなきゃ」と犠牲を払うことを当たり前と考えてしまうことが、さらなる負担を生む原因になっていることも見逃せません。
次の章では、「犠牲を前提」にした子育てがもたらすデメリットについて掘り下げ、楽しい子育てを選ぶ重要性と、その具体的なメリットについて考えていきます。
「誰もが同じような課題を抱えている」ということを忘れずに、少しずつ一歩を踏み出していきましょう。
ワーママが「犠牲を前提」にすることのデメリット
多くのワーママが、「子どものために」「家庭のために」と、知らず知らずのうちに自分を犠牲にすることを前提に行動しています。
しかし、その「犠牲」が当たり前になると、さまざまな問題が家庭や自身に影響を及ぼす可能性があります。
「犠牲を払うのが当然」と考えると何が起きるでしょうか?
1. 自己肯定感の低下
自分を犠牲にして働き、育児や家事をすべてこなそうとするうちに、「自分には余裕がない」「これ以上頑張らないといけない」と、無意識のうちに自分を責めてしまうことがあります。
その結果、達成感や満足感を感じられず、自己肯定感がどんどん下がっていきます。
「こんなに頑張っているのに、うまくいかない」という感情が蓄積されることで、気づかぬうちにどんどん心身ともに疲弊していってしまいます。
2. パートナーや子どもとの関係に生じる摩擦
自分だけが負担を抱えていると感じると、どうしてもパートナーへの不満が募りやすくなります。
「なぜ私ばかりが」と思う気持ちが相手への攻撃的な態度に変わり、夫婦間の摩擦を生む原因になります。
また、子どもに対しても余裕がない状態で接すると、つい厳しい口調になってしまうことや、コミュニケーションが減少することも。
このような状況が続くと、家族全体の雰囲気が悪化し、夫婦関係や親子関係にも影響を与えてしまう可能性があります。
上記はほんの一部、氷山の一角にすぎません。
他にもワーママが無理をしてはいけない理由やワーママがやってはいけない10のことを以下の記事でまとめています。
もし、今あなたが「しんどい」「仕事をやめたい」と感じはじめているのならSOSのサインかも?
是非以下の記事をチェックしてみてくださいね。
「子どもが大きくなれば楽になる」は本当?
「子どもがもう少し大きくなれば、今より楽になるはず」
そう思いながら育児に奮闘しているワーママは少なくありません。
しかし、本当にそうなのでしょうか?
実際には、子どもの成長とともに新たな課題が生まれるため、一概に「楽になる」とは言えません。
以下のように簡単に挙げただけでも、多くの負担が考えられます。
- 教育費の増加
子どもが成長するにつれて、保育料から塾や習い事、受験費用、学費といった新たな出費が増えていきます。経済的な負担が軽くなるどころか、むしろ重くなる家庭が多いのが現実です。
- 学業や進路のサポート
幼児期とは異なり、小学生以降は宿題の手伝いや進路相談など、学業や進路をサポートするための時間や労力が必要になります。特に中学・高校に進むと、成績や進路の悩みが深刻化し、親の負担が増すことも珍しくありません。
- 精神的サポートの必要性
子どもが成長するにつれて、思春期特有の悩みやトラブルが発生することがあります。親子間の対話や子どもの心のケアに時間を割く必要が生まれ、育児の形は変わるものの、新たな負担がのしかかることもあります。
周囲の人や、環境が変わることを期待し、今を犠牲にしてしまうのは、とてももったいないことです。
未来の変化を待つより、今できる工夫を積み重ねることで、生活全体を楽にすることが可能です。
以下の記事では、無理や我慢を続けてしまうことのリスク、そして「好き」や「得意」を選び、伸ばすことがどれほど大きなメリットを生むかについて解説しています。
「今の生活に限界を感じている」「もっと楽しく生きたい」と感じている方は、ぜひこちらのお読みくださいね!
続いて、ワーママが今すべきことと、時間の余白をつくる方法について具体的にお伝えしていきます。
ワーママが今すべきこと
ワーママにとって、家事、育児、仕事の全てを両立するのは想像以上に大きな挑戦であり負担になっています。
しかし、「頑張りすぎること」が必ずしも家庭や子ども、そして自分自身のためになるわけではありません。
ワーママが今すべきことは、自分自身と家族のために「余白」をつくり、より楽しく、余裕のある生活を目指すことです。
無理が重なり蓄積されると、いつの日か心も体も壊れてしまうなんてことも…そうなる前に!
5つの思考を取り入れる
もし、あなたが今少しでもワーママ=しんどいと感じているのであれば、なるべく早くワーママが陥りがちな「間違い」に気づき、正しいマインドにアップデートする必要があります。
なんだか、思い当たる節がありすぎる…
実は、30〜45歳のワーママ100人に、「疲れた」「しんどい」と感じたことがあるかを調査したところ、約85%近くのワーママが何かしら疲れを抱えているという結果がでたそうです。
以下の記事で、「もっと楽になりたい」と感じているワーママが取り入れるべき思考を5つご紹介しています。
この思考を日常的に意識することで、あなたのワーママライフは劇的に変化します!
なぜなら、その5つの思考により3つの大きなメリットを得ることができるからです。
近年、多くのワーママが退職や休職に追い込まれてしまっています。
そうなる前に、ぜひ、この記事をブックマークし、日常的に5つの思考を思い出すようにしてくださいね。
時間の余白をつくる
多くのママは、「これ以上時間の余裕なんて作れない」と諦めてしまいがちです。
私も以前はそう思っていました。
しかし、本当にそうでしょうか?
時間がない一番の原因は、実は周囲に頼ることに慣れていないことにあるのかもしれません。
多くの日本人が抱えるこの課題には、いくつかの背景があります。
たとえば、家に他人を入れることへの抵抗感や、「自分でどうにかしなければならない」という古い教育が根付いていることなどです。
でも、その考え方を少し変えるだけで、時間の余白をつくる方法は必ず見つかります。
この章では、簡単に取り入れられる工夫を一部洗い出してみました。
1. 家事で「~しないこと」を増やす
・家事代行サービスや簡単に準備できるミールキットや冷凍食品を取り入れる。
・掃除ロボットや時短家電を導入して負担を軽減する。
・地域のファミリーサポートセンターやシルバー人材を積極的に利用する。
2. 子育てで「~しないこと」を増やす
・子どものことまでやろうとしない
・すべて、自分で背負おうとしない
・「量」にこだわらない
⇒詳しくはこちら
3.仕事で「~しない」
・残業や持ち帰り仕事をしない
・ネガティブ思考を手放す
「時間がない」と感じたら、それは自分のキャパシティを超えているサインです。
まずは小さな一歩を踏み出して、時間の余白をつくる工夫を取り入れてみましょう。
私も最初は「やらない」選択をするのにとても苦労しました。
でも「やめた」結果、そこにはメリットがたくさんありました。
そんなメリットを以下の記事でそれぞれまとめているので、「やめることを増やすなんて無理」「そんな簡単じゃない」と抵抗を感じている人こそ、是非よんでみてください。
「しないことを少しずつふやしていく」それが、育児も仕事も楽しむための第一歩になりますよ!
まとめ
親の助けなしで子育てをする家庭は、共働き家庭の増加や核家族化の影響もあり、年々増え続けています。
育児、仕事、家事のすべてを背負うワーママにとって、その負担は想像以上に重く、心身に大きな影響を与えることも少なくありません。
しかし、この記事でお伝えしたように、「親の助けがないから仕方がない」と諦める必要はありません。
負担を軽くし、子育ても仕事も楽しく充実させることは、必ずできます。
記事のポイント
1.犠牲を前提にしない生き方を
「犠牲が当たり前」という考えは、自己肯定感を下げるだけでなく、家族関係にも悪影響を与える可能性があります。犠牲の上に成り立つ生活ではなく、自分も楽しむことを優先する選択が、家庭全体の幸福につながります。
2.「待つ」より「今」から改善を
「子どもが成長すれば楽になる」という考えは誤解です。むしろ、成長とともに新たな課題が出てくるため、「今」から小さな改善を積み重ねていくことが重要です。
3.時間の余白をつくるための具体的な工夫
家事を効率化する工夫や外部サポートの活用、マインドづくりなど、生活を楽にするための方法は多岐にわたります。一人で抱え込まず、周囲に頼る勇気を持つことが鍵です
この記事で紹介した工夫を取り入れることで、少しずつ生活の余裕を広げ、育児をもっと楽しく、そして幸せなものに変えることができます。
「まずは小さな一歩から」
ぜひ、今日からできることを始めてみてください。
それが、あなた自身と家族の笑顔を増やす第一歩になるはずです!
当ブログでは、
①ワーママが楽しく得やメリットをえるための「ワーママ術」
②「子どもの学び」にも楽しさを取り入れる重要性
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