
親の助けなしで子育てしているのは我が家だけ?

みんなどうやって回しているの
そんな疑問を感じているご家庭…実はとても多いんです。
親の助けなしで子育てをしている家庭は今や“当たり前の存在” になりつつあります。
そして、これから必ず訪れる「保育園の洗礼・学童・小1の壁」などへの備えをわかりやすく紹介していきます。
今はなんとか回っていても、“次の壁”が必ず立ちはだかります。
その前にできる準備と、負担を軽くするヒントをぜひ受け取ってください。

✅7歳&4歳の2児の母
✅フルタイム30代管理職×夫単身赴任で不在
✅ワーママが「ラクして楽しく」生きるためのヒントを発信中
∟メンタルヘルス・マネジメント検定(Ⅱ種) 取得
∟ポジティブ心理実践インストラクター資格 取得
✅当ブログのミッションは「苦労するワーママをひとりでも減らしたい!」です
【最新データ】親の助けなしで子育てする家庭の割合
全国「親の助けなし子育て家族」の割合は約49.4%


近年、「親の助けなし」で子育てをしている家庭が増えています。
NTTデータ経営研究所の調査によると、同居または近くに住む祖父母や親族の支援を「全く受けていない」と答えた子育て世代は約49.4%に上るという結果が出ています。

さらに、部分的にサポートを受けている家庭も含めると、何らかの形で親族の支援が不十分な家庭が過半数に達していることがわかります。
(参照:NTTデータ経営研究所の調査「都市地域に暮らす子育て家族の生活環境・移住意向調査」)
親の助けなしで子育てする家庭が増えている要因


この背景には、以下のような要因があると考えられます。
1┃共働き家庭の増加
経済的理由やキャリア継続のために共働きを選ぶ家庭が増える中、親世代もまだ現役で働いていることが多く、子育てのサポートを受けにくい状況が一般的になっています。
2┃核家族化の進行
都市部への移住や住居環境の変化によって、親世代との同居が減り、距離的なサポートが難しい状況が一般的になっています。
3┃地域コミュニティの変化
地域社会とのつながりが希薄化し、かつて当たり前だった近所付き合いや助け合いが減少していることも影響しています。
「親の助けなし」という状況は、多くの家庭が抱えている共通の課題です。
特に共働きの家庭で、育児と仕事、家事のすべてを自分たちだけで抱えることが大きな負担となっています。

この課題をどう乗り越えていくか、この記事では具体的な解決策を提案していきますよ。
我が家も親の助けなしで子育て中
実は私自身も、一時期、以下のような状況に追い込まれていました。
そんな中で、2人の幼児を育てながら働いていました。
当然ながら、体調を崩しかけたことは言うまでもありません。
でも、その経験があったからこそ、今振り返ると、もっと早く、楽に前向きに仕事とプライベートの両立を図る必要があったと気づきました。
みなさんには、この記事を通して、少しでも負担を減らし、楽しい育児生活を目指すヒントを見つけてもらえたらと思います。

そんな我が家が利用し、圧倒的に負担が減ったと感じたのは宅配食サービスでした!
【親の助けなしで子育て】共働き・専業主婦それぞれの“リアルな叫び”

共働きでも、専業主婦でも、シングル家庭でも──それぞれにまったく違う大変さがあります。
このパートでは、家庭のタイプごとに、親の助けなし育児の“リアルな叫び”をまとめました。
「これ自分だ…」「大変なのは自分だけじゃないんだな…」と安心・共感できる部分が、きっとあるはずです。
①共働き夫婦で子育て┃親の助けなしのパターン

共働き世帯は2000年の 942万世帯 から、2024年には 1,300万世帯 へと急増しています。
なんと「夫婦2人で働きながら子育てする」家庭は過去最多に。

この流れの中で、親の助けなしで育児をしている家庭もますます増えていくと考えられます。
親の助けなしで子育てするしんどさは、想像以上。
SNS上では、ワーママたちの悲痛の叫びがあふれています。
仕事中の急な呼び出し
夜ごはんづくり・片付け
自身の体調不良時の対応
毎日が“時間との戦い”で、誰か一人が倒れたらすぐに生活が回らなくなるほどギリギリ。
だからこそ、今の時代は 「助けなしでも回る仕組み」を早めに整えておくことが必須 になっています。
我が家の場合┃共働き夫婦&親の助けなし&夫単身赴任

ちなみに我が家も、まさに完全ワンオペ×共働き×親の助けなし家庭です。
夫は単身赴任でほぼ不在。
- 朝の支度も
- 保育園の送り迎えも
- 夕飯づくりも
- 片付けも
- 子どもの寝かしつけも
すべて一人で回す毎日です。
「今日だけ誰か代わって…」と思っても、代わってくれる人はいません。

だからこそ私は、“家事を手放す仕組み”を徹底的に作るしかありませんでした。
この経験があるからこそ、「親の助けなしで頑張るあなたのしんどさ、痛いほどわかる」そう胸を張って言えます。
②専業主婦の子育て┃親の助けなしのパターン

「専業主婦ならラクでしょ?」

そんな言葉ほど、現実とズレたものはありません。
専業主婦だって、親の助けなしだと毎日が“孤独なフル稼働”です。
専業主婦には専業主婦の“叫び”がある。
そして、親の助けがない状況ではその負担はさらに増すのはどの家庭もおなじです。
③シングルの子育て┃親の助けなしのパターン


シングル家庭だと、どんな家庭よりも“ワンオペ度”が高くなります。
- 金銭面
- 精神面
- 生活リズム
- 子どものケア
- 緊急時対応
すべて、一人で背負わなければいけません。
子どもが夜に熱を出しても、仕事でトラブルが起こっても、学校で呼び出されても、頼れるのは自分だけ。
想像を絶する苦労があるかと思います。

私の母も、母子家庭で私と姉を女手一つで育ててくれました。感謝と尊敬しかありません!
どの家庭のママにも、それぞれ違ったしんどさがある
共働きでも、専業主婦でも、シングルでも──
「どのタイプが一番大変か」ではなく、どの家庭もそれぞれに限界ギリギリで踏ん張っています。

そして、ひとつだけ共通して言えることがあります。
それは、母親ひとりが全部抱え込む必要はないということ。
目指すべきは「本当の自立」!
“自立”とは、自分ひとりで全部やることではありません。
それはむしろ“孤立”であって、どこかが切れた瞬間に全部崩れてしまいます。

大事なのは、依存先を増やすこと。
家事・育児・働き方を外に開いていくことで、1本の柱が折れても、他の柱があなたを支えてくれる体制ができます。
つまり、「親の助けなしの子育て」を続けるために必要なのは、あなたが頑張り続けることではなく、“仕組み化”で負担を分散すること。
ここからは、親の助けなしでも子育てが回っている家庭に共通する“仕組み化のコツ” を具体的にお伝えしていきます。
【実家遠方でも大丈夫】共働き子育てが回る家庭に共通する「仕組み化」


共働き子育てが“ちゃんと回っている家庭”には、はっきりとした共通点があります。
それは、頑張り続けるのではなく、「回る仕組み」を先につくっている ということ。
このパートでは、その仕組みの中でも特に効果が大きい
の3つを紹介していきます。
①夫婦の役割分担が“見える化”されている
共働きで親の助けがない場合、「なんとなくの分担」では絶対に回りません。
やることを夫婦で話し合い、
・誰が
・いつ
・何をやるか
を表やメモにして見える化しておくことが大切です。
見える化しておくことで、どちらか一方に負担が偏るのを防げます。

ただ一方で、「夫が仕事で忙しい」「そもそも家事や子育てに非協力的」という家庭が多いのも事実です。
この部分については“仕組み化の③”でしっかり解決できます。
気になる方は、このまま読み進めてくださいね。
②家事の「やらない」を徹底できている
もうひとつ、回っている家庭に共通しているのが“やらない家事をしっかり決めている”ということです。
- 洗濯物が山になっている
- 部屋が少し散らかっている
でも、それくらいじゃ人は死にません。
もう少し、ゆるく生きてみませんか?
全部を完璧にこなそうとすればするほど、心も体も削られていきます。
特に親の助けなしのご家庭では、「これは今日はやらない」という選択が本当に大事になってきます。

とはいえ、掃除・料理・洗濯に関しては、どうしても毎日じわじわ負担になります。
特に料理は毎日の必須タスク。
だからこそ、次のステップである“便利サービスを迷わず使う文化” が重要になってきます。
③便利サービスを“迷わず使う”文化がある
親の助けなしで子育てを、無理なく長く続けるための最大のポイントが、「便利サービスをためらわず使うこと」。
などは、現代において“贅沢”ではなく 子育てのインフラになりつつあります。
実際、我が家も毎日これらのサービスに救われています。

こうした 「外に任せる仕組み」 を作るだけで、心の余裕が一気に増えますよ。
本当に役立つ外注サービス比較(宅食・家事代行・時短家電)

心の余裕をつくるためには、家事や育児を「自分だけで抱え込まない仕組み」を、少しずつ家庭に取り入れていくことが大切です。

とはいえ、今の世の中にはサービスが本当にたくさんあって、ゼロから探して選ぶのは正直かなり大変ですよね
そこで、私が実際に使ってみて「これは本当に助かった」と感じたものを厳選して記事にしました。
また、ワーママ目線で「これは良さそう!」と思ったおすすめサービスも紹介しています。
実際に使ったサービスについては、体験レビュー記事も書いているので、気になるものがあれば、ぜひリンク先から詳しい内容をチェックしてみてください。
| カテゴリー | サービス名 | 時短効果 | 相性が良い家庭タイプ | レビュー・詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 宅配食 | 「シェフの無添つくりおき」「つくりおき.jp」など | ★★★★★ | ・料理が苦手 ・スーパーのお惣菜やレトルトばかりだと抵抗がある | 記事を見る |
| 家事代行 | 「きらりライフサポート」 | ★★★★☆ | ・週になんどか在宅勤務ができる ・週末を掃除や洗濯でつぶされる ・水回りの掃除がしんどい | 利用者さんの口コミ・評判はこちら |
| ロボット掃除機 | ルンバ | ★★★★☆ | ・マンションに住んでいる ・なるべく家をきれいにしていたい | 記事を見る |
ワーママが「犠牲を前提」にすることのデメリット

多くのワーママが、「子どものために」「家庭のために」と、知らず知らずのうちに自分を犠牲にすることを前提に行動しています。
しかし、個人の努力だけで仕組化をせずにいると、さまざまな影響が及ぶ可能性があります。

「母親一人で抱え込んでしまう」と何が起きるでしょうか?
1. 自己肯定感の低下
「自分はだめだな~」「もっと頑張らないといけない」
自分を犠牲にして働き、育児や家事をすべてこなそうとすると、無意識のうちに自分を責めてしまうことがあります。
その結果、達成感や満足感を感じられず、自己肯定感がどんどん下がっていきます。
「こんなに頑張っているのに、うまくいかない」という感情が蓄積されることで、気付かぬうちに疲弊していってしまいます。
2. パートナーや子どもとの関係に生じる摩擦
自分だけが負担を抱えていると感じると、どうしてもパートナーへの不満が募りやすくなります。
「なぜ私ばかりが」と思う気持ちが相手への攻撃的な態度に変わり、夫婦間の摩擦を生む原因になります。
また、子どもに対しても余裕がない状態で接すると、つい厳しい口調になってしまうことや、コミュニケーションが減少することも。
このような状況が続くと、家族全体の雰囲気が悪化し、夫婦関係や親子関係にも影響を与えてしまう可能性があります。

上記はほんの一部、氷山の一角にすぎません。
他にもワーママが無理をしてはいけない理由やワーママがやってはいけない10のことを以下の記事でまとめています。
もし、今あなたが「しんどい」「仕事をやめたい」と感じはじめているのならSOSのサインかも?
是非以下の記事をチェックしてみてくださいね。
「子どもが大きくなれば楽になる」は本当?

「子どもがもう少し大きくなれば、今より楽になるはず」
そう思いながら育児に奮闘しているワーママも少なくないと思います。

しかし、本当にそうなのでしょうか?
実際には、子どもの成長とともに新たな課題が生まれるため、一概に「楽になる」とは言えません。
以下のように簡単に挙げただけでも、多くの負担が考えられます。
- 教育費の増加
子どもが成長するにつれて、保育料から塾や習い事、受験費用、学費といった新たな出費が増えていきます。経済的な負担が軽くなるどころか、むしろ重くなる家庭が多いのが現実です。
- 学業や進路のサポート
幼児期とは異なり、小学生以降は宿題の手伝いや進路相談など、学業や進路をサポートするための時間や労力が必要になります。特に中学・高校に進むと、成績や進路の悩みが深刻化し、親の負担が増すことも珍しくありません。
- 精神的サポートの必要性
子どもが成長するにつれて、思春期特有の悩みやトラブルが発生することがあります。親子間の対話や子どもの心のケアに時間を割く必要が生まれ、育児の形は変わるものの、新たな負担がのしかかることもあります。

周囲の人や、環境が変わることを期待し、今を犠牲にしてしまうのは、とてももったいないことです。
未来の変化を待つより、今できる工夫を積み重ねることで、生活全体を楽にすることが可能です。
以下の記事では、無理や我慢を続けてしまうことのリスク、そして「好き」や「得意」を選び、伸ばすことがどれほど大きなメリットを生むかについて解説しています。
「今の生活に限界を感じている」「もっと楽しく生きたい」と感じている方は、ぜひこちらのお読みくださいね!
今は大丈夫でも“次の壁”が来る。保育園の洗礼・学童・小1の現実


いまはうまく回っているし、なんとかなるかも
そう思っていても、子どもの成長ごとに“次の壁”は必ず立ちはだかりますきます。
まず保育園に入ると、想像以上に病気をもらいやすく、頻繁な呼び出し・突然の欠席が日常になります。
仕事の予定は崩れやすく、“計画通りに動ける日”のほうが少ないほど。
小学生になると、また別の壁が一気に押し寄せます。
- 振替休日・開校記念日など、平日の突然の休み
- 夏休みなど長期休暇の増加
- 宿題フォロー・提出物・持ち物管理の家庭負担
- そもそも「帰宅が13〜14時台」など早すぎる下校

「学童があるから安心」と思っていても、延長時間は保育園より短いことが多く、長期休みはお弁当必須など、意外と手がかかります。
つまり、保育園→学童→小学校と進むにつれ、“自由になる時間”はむしろどんどん減ることもありえます。
だからこそ、早めに仕組み化を作り、宅配食や家事代行など外部サービスを小さく試しておくことが本当に大切。
「いざ」というタイミングで慌てずに済む、“備え”になります。
まとめ
親の助けなしで子育てをしていると、
そんなふうに自分を責めてしまうことがあるかもしれません。

でも、最新データからもわかる通り、親の助けなしで子育てする家庭は今や決して珍しくありません。
共働きも、専業主婦も、シングル家庭も──それぞれが違う大変さを抱えています。
しかし、どの家庭も“ひとりで抱え込まなくていい”という点は共通しています。
自立とは “全部自分で頑張ること” ではなくて、頼れる場所(仕組みやサービス、周りの人)を複数持つこと。
1本の支えが折れても、他があなたを支えてくれる。
それが本当の意味での「強さ」です。

だからどうか、家事を、育児を、生活を、あなた一人の根性で乗り切ろうとしないでください。
- 少し手放してみる。
- 便利なサービスを試してみる。
- 外注してみる。
- 「やらない」選択肢をつくってみる。
どれも立派な“家族を守るための選択”です。
この先の章では、実家が遠くても・ワンオペでも回る家庭がやっている「仕組み化」について詳しく紹介してきました。
頑張るママたちのの暮らしが、少しでも軽くなりますように。
以上、こんママでした。

当ブログでは、
①ワーママが楽しく得やメリットをえるための「ワーママ術」
②「子どもの学び」にも楽しさを取り入れる重要性
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