育休明け、「時短とフルタイム、どっちがいいんだろう?」と悩んでいませんか?
子どもの送迎や体調不良、家庭との両立を考えると、どちらを選ぶかは大きな決断です。
しかも「労働時間」「収入の差」「キャリアの影響」など、判断材料はたくさんありますよね。

私自身、1人目・2人目ともにフルタイム復帰を経験しましたが、時短と迷った末に出した答えには理由がありました。
この記事では、時間・収入・メリットの3軸で「時短勤務」と「フルタイム勤務」の違いを徹底比較します。
あなたにとってベストな選択が見つかるよう、リアルな体験も交えて解説します。
「自分に合った働き方はどっち?」と悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
- 現在、産休・育休中の方
- 仕事と育児の両立に不安がある人
- フルタイムか時短で悩んでいる方
- 育休明けの働き方が全く想像できずただ不安な人
- 漠然と不安だが、できるだけ心構えをしておきたい方

✅二児の母(6歳&3歳)
✅フルタイム管理職×夫単身赴任で不在
✅ワーママが「楽しく」生きるためのヒントを発信中
∟メンタルヘルス・マネジメント検定(Ⅱ種) 取得
∟ポジティブ心理実践インストラクター資格 取得
✅当ブログのミッションは「苦労するワーママをひとりでも減らしたい!」です
【育休明け】復帰時に不安を感じる5つの理由

まず、育休明けの人が抱えている不安要素を5つ挙げてみましょう。
1.仕事と育児の両立
フルタイムでの復帰により、仕事と育児の両立が難しくなることへの不安。
子供の世話や保育園・学校の送迎など、時間やエネルギーの配分をどうすべきなのか不安に感じる人が多いようです。
2.仕事のペースへの適応
育休中は仕事から離れていたため、復帰後の仕事のペースや環境に適応することへの不安。
業務の変化や新しいプロジェクトへの参加など、新たな挑戦に対する心配が出やすい傾向にあります。
3.周囲との関係性の変化
育休中にチームや同僚との関係が変化したり、新しいメンバーが加わっている可能性があり、その変化に対する不安が生じることがあります。

私も、育休中に会社の統合が決まり、復帰前から職場の大きな変化が決定していたので、すごく不安に感じた過去があります!
4.自己のキャリアへの影響
育休中のブランクや、復帰後の仕事への復帰能力に自信が持てないことへの不安。
キャリアの進展や仕事のパフォーマンスに対する不安が生じる傾向が高いです。
5.ストレスと心理的負担
仕事と育児の両立によるストレスや心理的負担、ワークライフバランスの調整が難しいことへの不安。
ストレス管理や心の健康への配慮として何をすべきなのかわからずに漠然と不安を感じる人が多い印象です。
これらの不安要素は個人によって異なりますが、育休明けに多くのワーママが直面する課題だと思っています。
そして、なぜ育休明けがこんなに不安なのかというと、おそらく多くの人が育休中に想像以上に育児が大変だということに気付いたからではないのでしょうか。
おそらくこれまでのキャリアの中で、人は下記の4タイプに分けられると思っています。
- 仕事をそこまで大変と感じたことは無い
- 仕事は大変なこともあったけど、まぁ楽しくやれていた
- とにかく仕事は大変だがやりがいは感じる
- 仕事なんかやりたくない
上記どのタイプの人であったとしても、さらに、こんなに大変な育児が加わり同時に遂行していくなんて想像できなくて恐ろしいと感じることの方が普通だと思います笑

私自身もそうでした。
私はどちらかというと、「②仕事は大変なこともあったけど、まぁ楽しくやれていた」タイプでした。
だからこそ、これまで大きな苦労はなく人生そこそこうまくやれていたのに、こんなにお手上げな右も左もわからないことだらけの育児の大変さに愕然として、産後3か月頃には若干産後鬱気味にもなりました。
そんな私は、どちらかというと早く職場復帰をしたいとまで思っていたくらいです。
とはいえ、不安がなかったわけではなく、漠然と「でも、両立ってできるの?スゴイ大変そう…」と不安のほうが大きかったです。
時短勤務とフルタイム勤務の違いとは?

続いて、それぞれの働き方の違いを「労働時間」「収入」という2つの軸で整理していきます。
1.勤務時間と残業の違い
まず大きく違うのが、1日の勤務時間です。
一般的にフルタイム勤務は8時間(+休憩1時間)、対して時短勤務は6時間前後が多く、2時間程度の差があります。
しかし実際には、「定時で帰りづらい」「業務量が変わらない」「朝夕の送迎で時間に追われる」などの理由で、時短勤務でもフルタイム並みに疲れるという声も少なくありません。
また、職場によっては「残業が前提」の働き方を求められることもあり、時短勤務を選んでも結局残業せざるを得ないケースもあります。

私の周りの時短メンバーもみんなそうでした。そのくせ、給与やボーナスはさがるので1年前後でフルタイムにする人が多いです。
2.収入・給料の差はどれくらい?
時短勤務にすると、基本的に勤務時間に応じて給料が減額されます。
例えば、所定労働時間が8時間で時短勤務が6時間なら、単純計算で基本給が75%程度になることが多いです。
さらに注意が必要なのは、賞与(ボーナス)や昇給、評価基準にも影響する可能性がある点です。
企業によっては、時短勤務者に対して責任あるポジションを与えにくく、結果的に評価が伸びづらくなるという課題も。
一方、フルタイム勤務は収入面では安定しやすいものの、家庭との両立が難しくなることで外注コスト(宅配食、家事代行など)が増える可能性もあるため、単純に「手取りが多い=得」とも言い切れません。
このように、どちらの働き方にも一長一短があり、「自分たちの家庭にはどちらが合うか?」「自分はどうしたいのか」を見極めることが大切です。
ここからは、それぞれの働き方におけるメリットとデメリットを具体的に整理していきます。
フルタイム・時短勤務それぞれのメリット・デメリット
フルタイム勤務と時短勤務、どちらを選ぶにしても、それぞれに良い面と気になる面があります。
「キャリアを諦めたくない」「でも家庭のことも大事にしたい」――そう思うのは当然のこと。
ここでは、時間・収入・キャリアという観点から、それぞれの働き方のメリット・デメリットを整理していきます。
どちらが自分に合っているかを見極めるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
フルタイム勤務のメリット・デメリット

1.メリット
キャリアの継続
フルタイムでの復帰は、キャリアの継続につながります。
ママになる前と変わらず専門知識やスキルを維持し、キャリアの進展やプロフェッショナルな成長を促すことができます。
「納得いくまで仕事をやりたい!」という人にとっては、時短よりもフルタイムが向いているかもしれません。
経済的安定
フルタイムで働くことで、収入をキープでき、家計の安定感が得られます。
生活水準の向上だけでなく、将来の貯蓄や教育資金の準備にもつながるため、不安が少なくなります。
自己成長と自己実現
フルタイムで働くと、新しいプロジェクトや責任あるポジションに挑戦しやすくなり、自己成長や実現の機会が増えます。
実際に筆者も育休復帰後すぐに新規立ち上げに関わり、やりがいと成長を実感しました。
もちろん、子どもの体調不良などで大変な面もありますが、充実感を感じる働き方でもあります。
社会的つながりとネットワークの維持
フルタイム勤務を続けることで、職場の人間関係や業界とのつながりが維持されやすいです。
定期的なコミュニケーションやチームでの協働を通じて、情報収集や精神的な支えにもつながります。
自己満足感とバランスの取れたライフスタイル
仕事を通じて「役に立っている」「必要とされている」と感じることができ、自己満足感や生きがいを感じやすくなります。
うまく両立できれば、家庭・仕事・自分のバランスが整った充実した生活スタイルを築くことも可能です。
2.デメリット
仕事と育児の両立がとにかく大変
子どもの世話、保育園の送迎、連絡帳の記入や持ち物の準備など、日々の育児タスクが山積み。
さらに、子どもの体調不良で突然呼び出されることもあり、仕事の調整が難しい瞬間が何度も訪れます。
そして地味につらいのが、子どもから風邪をもらって自分も体調を崩すという悪循環。
夜泣きや登園拒否など、想定外のトラブルも日常茶飯事で、仕事と育児の両立の難しさに直面することが多いです。
ストレスと心理的プレッシャーが大きい
仕事でも家庭でも「自分がやらなきゃ」という状況が続くと、心身ともに大きなストレスになります。
常に時間に追われ、「余裕がない」「どちらも中途半端」と感じることで、自己肯定感が下がることも。
また、仕事の責任や成果を求められる一方で、家庭では母としての役割も求められるため、精神的なプレッシャーが二重にのしかかることになります。
自分の時間がほとんど取れない
フルタイム勤務では、1日が仕事と家事と育児で埋まってしまい、趣味や休息の時間を持つ余裕がありません。「美容院に行けない」「カフェで一息つけない」「1人で考えごとをする時間がない」など、小さな我慢の積み重ねが大きなストレスになりがちです。
自己ケアが後回しになることで、慢性的な疲労感やメンタルの不調を感じやすくなるリスクもあります。
家族との時間が減る
フルタイム勤務では、子どもやパートナーとのふれあいの時間がどうしても短くなりがちです。
「朝はバタバタ」「夜は寝かしつけまでノンストップ」で、ゆっくり会話をする時間すら取れない日も。
その結果、子どもの変化に気づきづらくなったり、夫婦間の会話不足からすれ違いが生まれることもあります。
また、フルタイム勤務だと、帰宅後すぐにご飯の準備…という流れが当たり前になりがち。

私自身、夕飯づくりの時間が一番のストレスで、「帰宅後に子どもとの時間が持てないこと」に罪悪感を抱く日々がありました。
そんな私がたどり着いたのが“あえて作らない選択”という新しいスタイルでした。
時短勤務のメリット・デメリット

1.メリット
子どもとの時間を確保しやすい
お迎え後の時間に余裕があり、子どもとのふれあいや会話の時間がフルタイムよりしっかり取れます。
平日の夕方や週末に「一緒に過ごす時間がある」という安心感が、親子の信頼関係にもつながります。
ワンオペでも回しやすい
家庭での負担が重い人(パートナーの帰宅が遅い、祖父母の支援がないなど)にとって、朝夕の動線がスムーズになります。
時間的なゆとりがあることで、慌ただしさからくるストレスや子どもへのイライラも軽減される傾向があります。
2.デメリット
収入・ボーナスが減る
勤務時間が短くなる分、月収や賞与も減るケースがほとんどです。
家計への影響が不安で、思ったより自由に使えるお金が少ないと感じる人もいます。
キャリアへの影響が出やすい
「時短だから仕方ない」と、重要な業務やプロジェクトから外されがち。
評価や昇進のチャンスが限られ、キャリアが止まるような、おいていかれているような感覚になることも。
業務量が減らないこともある
時短でも「仕事量は変わらない」「納期はフルタイムと同じ」というケースも。
結果として持ち帰り残業が増え、実質フルタイムと変わらない働き方になることもあります。
モヤモヤ感が続くことも
頑張っているのに「時短=制限付き」と見られがちで、肩身が狭いと感じることも。
「これって本当に意味があるの?」と悩みが募るケースも少なくありません。
以上のように、どちらの働き方にも明確なメリットとデメリットがあり、家庭の状況や価値観に応じて選ぶことが大切です。
次の章では、「自分に合う働き方をどう選ぶか?」という判断基準をご紹介していきます。
家庭環境・職場環境で変わる最適な選択

時短勤務とフルタイム勤務のどちらが自分に合うかは、家庭の状況や職場の柔軟性によって大きく変わります。
「どちらが良いか」ではなく、「どちらが今のわが家に合っているか」を見極めることが重要です。
ここでは判断のヒントになる3つの視点をご紹介します。
在宅勤務やフレックス制度がある場合
もし職場に在宅勤務制度やフレックス制度があれば、フルタイム復帰でも大きな負担を減らせる可能性があります。
たとえば、
- 通勤時間がなくなることで、朝夕の送迎に余裕ができる
- 子どもの帰宅時間に合わせて勤務時間を調整できる
- 体調不良などのときも在宅での対応がしやすい
といったメリットがあります。
在宅勤務が可能であれば、「フルタイムだけど実質的には時短に近い働き方ができる」こともあります。
フルタイムか時短かだけでなく、「どこで・どの時間帯に働くか」も含めて考えると、選択肢が広がります。
祖父母・家族の支援体制があるかどうか
子育てと仕事の両立で欠かせないのが、サポート体制です。
祖父母やパートナー、地域のファミリーサポートなど、どこまで支援を受けられるかは働き方を決める大きなポイントになります。
- 「保育園の送り迎えを祖父母に頼める」
- 「パートナーが在宅勤務で子どもの急変に対応できる」
- 「ファミサポで週1回だけ夕方の迎えを任せている」
このような支援があるだけで、フルタイム勤務でも乗り切れる見込みはぐっと高まります。
一方、我が家のように祖父母の支援なし、夫は単身赴任で完全ワンオペという家庭もあると思います。
そんな状況でもフルタイムで働き続けられているのは、「家事の一部を手放す」と決めたから。
特に掃除は、自分の手でやることを諦めてロボット掃除機に任せることで、毎日の生活にぐっと余裕ができました。
子どもの年齢やきょうだい構成
子どもが0歳〜2歳の未満児クラスか、3歳以上の年少クラス以降かで、働き方の選び方は大きく変わってきます。
特に未満児クラスの時期は体調不良や保育園からの呼び出しが多く、フルタイム復帰の負荷が高くなりがちです。
また、きょうだいがいる場合には、保育園の送迎の手間や病気の連鎖、行事やお弁当の準備など、複雑なスケジュール管理が求められます。
- 「年齢差が小さいきょうだい」→同時に手がかかる時期で負担大
- 「年齢差があるきょうだい」→学校・園の予定がバラバラで調整が難しい
こうした状況では、仕事の柔軟さと家庭のサポート体制の両方を天秤にかけながら判断する必要があります。
私がフルタイムを選んだ理由とその結果

育休明け、「時短かフルタイムか」で悩み続けた末に、私はフルタイムで復帰する道を選びました。
その理由は大きく2つあります。
1つ目は、時短の給与があまりにも少なく感じたこと。
時給換算すると、責任や仕事量に対して割に合わないと感じてしまったんです。
2つ目は、職場に「育休明けにフルタイムで戻った人がいなかった」から。
誰かが前例にならなければ、ずっと“戻りづらい空気”が続いてしまうと思い、「それなら私がやってみよう」と思いました。
もちろん、毎日がスムーズにいくわけではありません。
子どもの急な発熱、朝の登園拒否、夜中の夜泣き…。
「やっぱり時短にしておけばよかったかも」と思った日も正直あります。
でも、フルタイムで働きながらもキャリアがつながっている実感や、家庭の収入が安定している安心感は大きなメリットでした。
そして何より、「どうにもならなくなったら、時短に変えればいい。最悪やめてもいい」と思えていたからこそ、今も続けられているのだと思います。
あなたにとって最適な働き方を選ぶヒント

「時短とフルタイム、どっちが正解かわからない…」
そんなときは、迷ったまま考え続けるのではなく、具体的に見える化していくのがおすすめです。
以下の3つの視点から、今の自分に合った働き方を考えてみましょう。
スケジュールを書き出してみる
まずは、平日1日のタイムスケジュールをざっくりでいいので書き出してみましょう。
- 朝起きてから出勤までにかかる時間
- 仕事の拘束時間と通勤時間
- 子どもの送迎や夜の家事の時間
- 自分のリラックスタイムや睡眠時間
これをフルタイム・時短の両パターンでシミュレーションすると、「実際にできそうか?」「どこに無理があるか?」が見えてきます。
可能であれば、1週間単位でのスケジュールも組んでみると、週末の疲れの出方まで想定できます。
必要なサポート体制を整理する
両立のカギは、自分1人で全部抱え込まないことです。
自分やパートナー以外で協力を得られそうなリソースを書き出してみましょう。
- 祖父母に頼めることはあるか?
- パートナーとどこまで分担できるか?
- 外注(宅配食、家事代行、ファミサポなど)の利用は可能か?
こうした“使える手段”を事前に整理しておくことで、「やってみてから考える」余裕が生まれます。
特に「夕飯づくり」は、仕事終わりの一番疲れている時間帯。
毎日手作りしようとすると、時間も気力もすり減ってしまいます。

最近は「栄養バランスも安心」「子どもが食べやすい」宅配食サービスも増えており、頑張りすぎない選択肢として注目されています。
「やめてもいい」と思える心の余裕を持つ
最後に一番大切なのは、「ダメだったらやめてもいい」という気持ちを持っておくことです。
働き方を一度決めたら変えられない、というルールはありません。
むしろ、「やってみてから再調整する」のが今の時代のスタンダードです。
「もう無理かも」と思ったら、休職しても、時短に切り替えても、いったん辞めてもいい。
“戻れる自分”を守るために、逃げ道を用意しておくことが、安心して踏み出す一歩につながります。
この判断ステップを踏むことで、あなた自身とご家族に合ったベストな働き方が見えてくるはずです。
ポイントは上記3つを繰り返しながら、少しずつ自分たちのスタイルを確立していくことです。
初めからすべてがスムーズにいくことはありません。
また、最初はうまくいっていても子供の成長や自分たちの職場環境や職位の変更で、ペースが乱されるなんてことはよくあります。
そんなときも上記1~3を習慣にしておくと焦ることなく対応していくことができますよ。
迷っている方は、まず「見える化」から始めてみてくださいね。
迷ったときにチェックしたい判断基準

「時短とフルタイム、どっちにすべきか決めきれない…」という方へ。
ここでは、自分の状況を客観的に確認できる判断基準のチェック項目をまとめました。
まずは以下の問いに、自分の正直な気持ちで答えてみてください。
チェック項目 | はい | いいえ |
---|---|---|
子どもの急な体調不良に備えて、頼れる人(パートナー・祖父母・ファミサポなど)はいますか? | ||
現在の勤務先は在宅勤務・フレックス制度などの柔軟な働き方に対応していますか? | ||
家庭の収入を安定させる必要性が高いと感じていますか? | ||
仕事において「キャリアを止めたくない」「成長したい」という気持ちはありますか? | ||
家事・育児の分担について、ある程度パートナーと協力できる体制がありますか? | ||
働き方が合わなければ、変更や一時的な休職をしてもいいと柔軟に考えられますか? |
✅ 判定のヒント
- 「いいえ」が多ければ → 時短勤務がおすすめ
育児や生活の安定を第一に、無理のない働き方を優先しましょう。 - 「はい」が多ければ → フルタイム勤務でも回せる可能性あり
制度・支援・気持ちがそろっていれば、キャリアを伸ばす選択も現実的です。
ワーママへ贈る【人生の教訓】

そもそも「仕事と育児の両立」という言葉をきくと「両方ともうまくこなす」と思いがちですが、そんなの幻です。
両方うまくこなすという解釈のままいくと、自分の首を絞めることになるので気を付けてくださいね。
これはあくまでの私の解釈ではありますが「仕事と育児の両立」とは、「両方の立場に、立ち続ける。止まっても、転んでも、立ち上がりつづける」ことだと思っています。
なので、結局のところ、何を選んでも、どうこなしてもうまくいかないときは必ずあります!
そんなときは立ち止まればいい!転んでもいい!最終的に立ち上がり、仕事と育児両方の場に立ち続けることが、最終的に自分たちの後輩や子供たちの世代によりより未来を残せるのではないかと思っています。
そして、もはや働くの無理!ってなったらいったんやめてもいいんです!
そのくらいの追い込みすぎない気持ちでいるのが一番良いのかなと思います。
まとめ|大切なのは「今の自分にとってベストな選択」
時短勤務とフルタイム勤務。
それぞれにメリット・デメリットがあり、正解は人それぞれです。
- キャリアを大切にしたいならフルタイムが向いているかもしれません。
- 家庭や心の余裕を優先したいなら時短勤務という選択も素晴らしいと思います。
私自身はフルタイム復帰を選びましたが、「やってみて無理なら変えていい」と思えたことが一番の支えになりました。
「ちゃんと働けるかな」「やっぱりきついかも」と不安になるのは、すべてのママが通る道です。
でも、大切なのは“がんばること”よりも、“続けられること”。
あなたの今の家庭、子ども、職場、そして自分自身の気持ちと向き合って、「納得して選んだ」と思える働き方を見つけていきましょう。
迷ったときは、この記事で紹介した判断基準をもう一度振り返ってみてくださいね。
応援しています!
ちなみに、周りは1人目育休後は基本的に時短を選択していましたね。
けれど半年~1年後にはフルタイムに戻している印象でした。みんな口をそろえて時短割に合わないといっていました。
理由を聞いてみると
- 想像以上にフルタイムのときより給与がひかれる
- 結局残業が生じてフルタイムで残業がない場合と変わらない労働時間になっている
- 時短だからといって、自分の時間が取れるわけではなかったから
ということを言っていました。
復帰前にナーバスになっているママの少しでも参考になればうれしいです。
以上、こんママでした!

当ブログでは、
①ワーママが楽しく得やメリットをえるための「ワーママ術」
②「子どもの学び」にも楽しさを取り入れる重要性
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