「あなたは今、楽しんでいますか? 無理をしていませんか?」
仕事と育児の両立を目指すママたちは、つい自分を後回しにしてしまいがちです。
日々の忙しさの中で、自分の「好きなこと」や「楽しさ」を忘れ、ただ毎日をやり過ごしていないでしょうか?
もし、そんな状態が続いているなら注意が必要です。
無理や我慢を続けることで心身共にバランスを崩し、最終的には子どもにも悪影響を及ぼしてしまうこともあります。
この記事では、無理や我慢を続けてしまうことのリスク、そして「好き」や「得意」を伸ばすことがどれほど大きなメリットを生むかについて解説します。
「今の生活に限界を感じている」「もっと楽しく生きたい」と感じている方は、ぜひ最後までお読みください!
✅夫(単身赴任中)+6歳♂+3歳♀+犬
✅フルタイムワーママ 管理職
✅アルバイトを転々としていた20代、今でも出世欲ゼロにも関わらず「楽しい」を選び続けたら年収が女性の上位3.8%まで到達
✅毎日に「楽しい」を増やし、成果につなげるワーママ術を発信中
✅当ブログのミッションは「苦労するワーママをひとりでも減らしたい!」です
【我慢ばかりしていない?】楽しいことを見失うデメリット
得意なこととは、「やっていて楽しい」「心から好きだと感じる」活動やスキルのことです。
好きだからこそ自然と力を発揮でき、やり続けても疲れにくく、成果が出やすいのが特徴です。
あなたは、日々の育児や仕事に追われて、自分の気持ちを後回しにしていませんか?
「楽しいことは後で」と思いながら、我慢することが習慣化していると、心も体も次第に疲れ切ってしまいます。
その結果、以下のような悪循環に陥ってしまうことも…
1. イライラしやすくなり、家族に当たってしまう
我慢を続けると、心の余裕がどんどん失われてしまいます。
その結果、些細なことでイライラしやすくなり、子どもやパートナーに当たってしまうことも。
「なんでこんなことで怒ってしまうんだろう?」と自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
こうした状態が続くと、家族関係にも悪影響を及ぼし、自分自身のことがイヤになったりとさらにストレスを増やしてしまいます。
2. 心身のバランスを崩しやすくなる
我慢ばかりしていると、心のストレスが体にも現れるようになります。
睡眠の質が悪くなったり、肩こりや頭痛などの不調を感じることが増えるようになるでしょう。
特に睡眠不足が続くと、体の免疫力が低下し病気にかかりやすくなるなど、日々のパフォーマンスも低下してしまいます。
3. 自己肯定感が低下し、前向きな気持ちを失う
我慢を続けると、「できていない自分」を意識する時間が増えてしまいます。
「私はこれくらい我慢しないといけない」「自分がもっと頑張れば…」と思いがちになり、自己肯定感が低下しやすくなります。
その結果、前向きな気持ちを失い、物事に対する意欲も減少してしまいます。
4. 我慢の先にあるのは「本当の自分」を見失うリスク
「何のために頑張っているんだろう?」
我慢ばかりしていると、本当は何がしたいのか、何が好きなのかが分からなくなり「ただやるべきことをこなすだけ」の毎日になってしまいます。
その状態が続くと、自分自身がどうありたいか、どんな未来を望んでいるのかを見失ってしまいがちに。
さらに、その姿を見て育った子どもも、同じような生き方を選んでしまう可能性があります。
「お母さんはいつも我慢している。だから、私も我慢するのが当たり前」と考えてしまい、自分の気持ちを押し殺して生きることが普通になってしまうのです。
こうした思考パターンが続くと、子ども自身も「自分らしさ」や「やりたいこと」を見失い、自分の人生を楽しめなくなってしまうかもしれません。
あなたは、そんなふうに子どもに生きてほしいと思いますか?
「我慢して耐えることが当たり前」という価値観を持ってほしいと願う親は、誰もいないでしょう。
子どもだって、お母さんにはもっと笑顔でいてほしいと感じているはずです。
そして、あなたの親も同じ気持ちを抱いています。
「娘には我慢ばかりしてほしくない、笑顔で幸せに生きてほしい」と願っているのではないでしょうか?
大切な人たちのためにも、無理や我慢ばかりの生活から抜け出し、心から楽しめる生き方を選び取ることが大事です。
【無理や我慢を減らす!】まずは、やめることから始めよう
自分の気持ちを犠牲にしてしまう状態から抜け出すためには、まず「無理や我慢を減らすこと」が大切です。
本当に必要なこと、やるべきことを見極め、それ以外の「余計なこと」を手放しましょう。
以下の記事では、ワーママが手放してOKな【5つのこと】を紹介しています。
もしかすると、皆さんにとって、この【5つのこと】はとても意外な内容かもしれません。
この記事を最後まで読めば、本当にやめていいのか悩んでいたものもバッサリ切り捨て「好き」や「楽しい」、つまり得意なことに集中することできますよ。
【楽しむことを選択しよう!】得意や好きなことを伸ばす3つのメリット
「無理をしない」だけでは、まだ不十分です。
それ以上に重要なのは、「好き」や「得意なこと」を意識的に増やし、伸ばしていくこと。
これによって得られるメリットは数多くあります。
ここでは、得意や好きなことを大切にすることで得られる3つのメリットを、脳科学や心理学的な観点も交えて解説します。
1. 心に余裕が生まれる
「好きなこと」をする時間を意識的に作ると、心に余裕が生まれます。
その結果、イライラしにくくなり、ストレスの軽減にもつながります。
これは、脳内で「セロトニン」や「ドーパミン」といった幸福感や安心感をもたらすホルモンの分泌が増えるためです。
例えば、好きな趣味に没頭したり、得意なスキルを活かして作業をしているとき、人は「フロー状態(集中と没頭の状態)」に入りやすくなります。
このフロー状態は、脳科学者のミハイ・チクセントミハイが提唱した概念で、心の中でポジティブな感情を引き起こし、ストレスを軽減する効果があることが証明されています。
さらに、心理学の研究でも「楽しさ」を感じる活動をすることで、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が減少し、身体的にも精神的にも健康を維持しやすくなることがわかっています。
これにより、育児や仕事に対しても前向きな姿勢で取り組めるようになり、親自身が「楽しい」と感じながら毎日を過ごせるようになります。
私自身、「やらないこと」を増やし、「好きや楽しいこと」を増やすことで、これまでのモヤモヤしていた景色がガラッと変わりました!
2. 成果が出やすくなる
得意なことに力を注ぐことで、短期間で成果を得やすくなります。
これは、得意なことを行う際に、脳がその分野に特化した神経回路を使い、情報処理がスムーズに行われるためです。
「やりたい」という気持ちが「集中力」を高め、さらに効果的な学習やパフォーマンスを発揮できるのです。
心理学の「ポジティブ心理学」でも、ポジティブな感情は創造性や問題解決能力を向上させるとされています。
これにより、仕事や育児の場面でも成功体験を積み重ねやすくなり、自己肯定感や自己効力感が高まります。
例えば、「ポジティブ心理学」の研究者バーバラ・フレドリクソンは、ポジティブな感情が「広がり効果」を生み出し、新しい視点や解決策を見つけやすくすると述べています。
これにより、好きなことや得意なことを伸ばすことで、これまでできなかったことができるようになったり、目標達成までのスピードが速くなるのです。
3. 家族全体の雰囲気が良くなる
親が楽しそうにしていると、子どもも安心し、家族全体の雰囲気が良くなります。
これは、親が発する「表情」「声のトーン」「言動」が、子どもに大きな影響を与えるからです。
心理学では「感情伝染」と呼ばれ、親の感情が子どもに伝わり、家族全体の感情に影響を及ぼすことが知られています。
さらに、親が笑顔でいると、その姿を見た子どもの脳内でも「ミラーニューロン」が働き、同じように笑顔になりやすいことが証明されています。
この「ミラーニューロン」は、他者の行動や感情を自分のものとして体験しやすくする役割を担っており、親が楽しそうにしていると、子どもも自然とポジティブな気持ちを感じやすくなるのです。
また、親が得意なことをしている姿は、子どもにとっての「生き生きとしたお手本」となり、子どもが自分の好きなことや得意なことを見つけるきっかけにもなります。
親自身が楽しみながら自己成長をしていくことで、家族全体が前向きな雰囲気になり、家族の成長もうながすのです。
得意や好きなことを伸ばすことは、単に個人の成長や成果を得るだけでなく、家族全体の幸福度を高めることにもつながります。
あなた自身が楽しむことを選択することは、家族全体の雰囲気を良くし、子どもにとっても素晴らしい刺激となるのです。
【※要注意※】ネガティビティ・バイアスを回避するために
私たち人間の脳は、ポジティブな感情よりもネガティブな感情に強く影響されやすい性質を持っています。
これは「ネガティビティ・バイアス」と呼ばれ、危険やストレスを回避するために、ネガティブな出来事や感情を優先して記憶しやすいように作られているからです。
そのため、ポジティブな感情を感じることよりも、ついストレスや不安に目が向きやすくなり、ネガティブな思考が頭の中を支配してしまいがちです。
「これができていない」「もっと頑張らなきゃ」といった無理や我慢の連続は、気づかぬうちにネガティブな感情を強め、心身を疲弊させてしまいます。
私自身も、そんな状況に陥っていた時期がありました。
けれど、「やらないこと」を増やし、「好きなこと」に集中する時間を意識的に作るようにしたことで、少しずつネガティブな感情の影響を受けにくくなり、物事を前向きに捉えられるようになったんです。
これは、ポジティブな感情を育てることで「自己効力感(自分はできるという感覚)」が高まり、困難な状況でも自分を信じて行動できるようになったためです。
また、ポジティブな感情を意識的に増やすことで、精神的な回復力(レジリエンス)も高まり、ストレスに対する耐性が強くなったと感じています。
でも、ネガティブな感情は意識しないとすぐに戻ってきてしまいます。
この記事を一度読んだだけで、ネガティビティ・バイアスを完全に回避できるわけではありません。
大切なのは、日々の生活の中で何度も思い返し、ポジティブな思考を意識することです。
だからこそ、このブログをブックマークして、必要なときに何度でも読み返してくださいね。
日々の忙しさの中で、自分がネガティブな思考に陥ってしまう前に、この記事を思い出し、心のリセットをしてもらえたら嬉しいです。
ポジティブな思考を意識することは、無理をせず「楽しい」「好き」にフォーカスし、心に余裕を持つための第一歩。
毎日をより前向きな気持ちで過ごすために、この記事をあなたの「お守り」のように活用してくださいね。
【楽しさを選びながら成果を出す】7つのステップ
得意なこと、つまり「やっていて楽しい」「心から好きだと感じる」スキルをさらに伸ばし、成果を出すために、まずはワーママが陥りがちな「間違い」に気づくことが大切です。
そして、正しい令和のマインドにアップデートする必要があります。
多くのワーママが陥りがちな間違い…それは
といったものです。
もし、あなたが今このようなマインドを持ってしまっているのであれば、いずれ心身ともに体調をくずしかねません。
そうなる前に、以下の記事を読んで正しい令和マインドにアップデートしましょう。
この記事を読めば、「無理はせず楽しいを選ぶ」ことが「より良い成果につながる」ということに納得ができるはずですよ。
【理想の人生を手に入れよう】好きを伸ばすことで悪循環から抜け出す
無理や我慢を続ける生活を送っていると、心と体に大きな負担がかかり、気持ちも前向きになれません。
そこから抜け出し、理想の生活を手に入れるためには、「好き」や「得意」を意識的に伸ばすことが必要です。
好きなことを優先し、得意なことにフォーカスすることで、心に余裕が生まれ、毎日が少しずつ変わっていきます。
ここでは、好きなことや得意なことを伸ばすための方法を2つご紹介します。
1. 自分が楽しいと思える時間を少しずつ作る
まずは、1日の中で少しでも自分の「好き」に没頭できる時間を作りましょう。
趣味の読書や料理、運動など、小さなことでも構いません。
好きなことに取り組む時間を確保することで、脳内で「ドーパミン」や「エンドルフィン」といったポジティブな感情をもたらすホルモンが分泌され、心のリフレッシュ効果が得られます。
例えば、忙しい育児の合間にお茶を飲む、好きな音楽を聴く、散歩をするなど、自分だけの時間を意識的に取り入れてみましょう。
たとえ5分でも10分でも、自分の「好きなこと」に時間を使うことで、ストレスが軽減され、心に余裕が生まれます。
そして、やめることも少しずつ増やしていく。
これを続けていけば、「好き」や「楽しい」時間が徐々に増えていきより理想的な人生に近づいていきます。
私もまだまだ人生道半ば!
しかし、確実に楽しい時間が増え、「得意」を大切にする重要性を実感しています!
また、「自分がやりたいことがわからない」という人は以下の記事がおすすめです。
これは、自分のやりたいことを100個リストアップするシンプルな方法ですが、驚くほど効果があります。
やりたいことや夢を忘れてしまい、自分の人生にワクワクする瞬間が減ってしまっている人はぜひ最後までお読みください。
2. 「好き」「楽しい」を育児にも取り入れる
好きなことは、自分だけで楽しむのではなく、育児の中に取り入れることもおすすめです。
例えば、あなたが音楽が好きなら、子どもと一緒に歌を歌ったり、簡単な楽器にふれてみるのも良いでしょう。
また、料理が好きな場合は、子どもと一緒に簡単なクッキングを楽しんだり、週末には家族みんなでクッキングタイムを設けてみるのもいいですね。
こうした「好きなこと」を共有することで、親子のコミュニケーションが増え、親子の絆も深まります。
さらに、子どもにとっても「好きなことを楽しむ姿」を目にすることは、成長過程において非常に大切な経験となります。
子どもも「楽しいことをしていいんだ」「好きなことを伸ばすことは大切なんだ」と感じられるようになるでしょう。
その上で、子どもの学びにおいても「楽しい」を取り入れる事で、お子さんの得意なことが自然に増えていき良い循環が生まれていきますよ。
以下の記事では、共働きでも子どもの学びをしっかり支えられる方法や、子どもの学びにも「楽しい」を取り入れる重要性をお伝えしています。
共働きでの子育てに役立つヒントを探している方は、ぜひ参考にしてください!
これらの方法を取り入れていくことで、無理や我慢を続ける生活から抜け出すことができ、毎日が少しずつ変化していくのを感じることができます。
まずは小さな一歩から、「自分が楽しめる時間」を意識的に作ってみましょう。
日々の暮らしが、少しずつ理想の生活に近づいていきますよ。
【まとめ】
無理や我慢を続ける生活は、心も体も疲弊させ、家族との関係にも悪影響を与えてしまいます。
その状態が続くと、自分自身を見失い、「毎日がただの作業」と感じるようになってしまうことも。
そこから抜け出すためには、まず「無理をやめること」から始めましょう。
そして、「好きなこと」や「得意なこと」「楽しい気持ち」にフォーカスして、自分の時間を意識的に作ってみてください。
好きや得意を伸ばすことは、決して自己中心的なことではなく、心の余裕を生み出し、家族全体の幸福度を高めるための重要なアプローチです。
親が笑顔で楽しく過ごす姿を見て、子どもも「楽しいことを大切にしていいんだ」「好きなことをやってもいいんだ」と思えるようになります。
また、無理や我慢をせずに過ごすことは、パートナーや周囲の人たちにも良い影響を与え、家族全体の雰囲気が明るくなり、結果として家族全員の笑顔が増えていくことにつながります。
「自分を犠牲にして頑張らなければならない」という思い込みを手放し、無理せず、自分が「楽しい」と感じることを選択することが、家族全体の幸せにつながるのです。
一歩ずつ、少しずつで大丈夫です。
自分が好きなことや得意なことを意識し、それを大切に育てていくことで、生活が少しずつ変わっていきます。
ぜひ、この記事を参考に、あなた自身が楽しむことを選び、家族全員で笑顔あふれる毎日を過ごしてくださいね。
無理をせず、自分らしく輝くことで、あなたと家族の幸せな未来が広がっていくことを心から願っています。
当ブログでは、
①ワーママが楽しく得やメリットをえるための「ワーママ術」
②「子どもの学び」にも楽しさを取り入れる重要性
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