
育休明けにフルタイムで復帰する人って、実際どれくらいいるんだろう?
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では「育休明けの働き方のリアル」をお伝えします。
子育てしながら働くのは、かなり大変です。
私自身、一人目育休明けからフルタイムで復帰しましたが、正直きつかった。
一方、時短勤務を選んだママたちも、違った悩みを抱えていました。
実際に復帰したママたちの声や統計データを見ると、「正解」はひとつじゃないと感じます。
この記事では、フルタイム復帰の割合や選ばれる理由、そしてフルタイムを続けるにあたり「やめるべきこと」をご紹介していきします。
あなたに合った働き方を見つけるヒントになればうれしいです。

✅二児の母(6歳&3歳)
✅フルタイム管理職×夫単身赴任で不在
✅ワーママが「楽しく」生きるためのヒントを発信中
∟メンタルヘルス・マネジメント検定(Ⅱ種) 取得
∟ポジティブ心理実践インストラクター資格 取得
✅当ブログのミッションは「苦労するワーママをひとりでも減らしたい!」です
フルタイムで育休明け復帰する人は、実際どれくらい?

育休明けにフルタイムで復帰する人の割合は、調査によると65.52%に上ります 。
これは、育休取得者の約3人に2人がフルタイム勤務を選択していることを示しています。
一方で、時短勤務を選んだ人の割合は34.48%であり、家庭の事情や職場の制度などにより、働き方の選択が分かれている現状があります。(参照元:PR TIMES https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000115385.html)
このようなデータから、育休明けの働き方は一様ではなく、個々の状況や価値観に応じて多様な選択がされていることがわかります。

私の職場ではこれまで、10人以上が一人目産休に入りましたが一人目復帰時からフルタイムを選択したのは私を含め2人だけなので、肌感としてはフルタイムを選ぶ人のほうが少ないイメージでした。
なので、意外な調査結果です!!
調査結果をみると、フルタイム復帰が多数派であり、今後も増え続けるであろう一方で、時短勤務を選ぶ人も少なくなく、それぞれの働き方にはメリットとデメリットが存在します。
育休明けの働き方を選ぶ際には、自身のキャリアプランや家庭の状況、職場の制度などを総合的に考慮し、自分にとって最適な働き方を選択することが重要です。
以下の記事では、それぞれのメリットやデメリットをより詳しく解説しています。
復帰を控えているかたは、是非こちらの記事も参考にしてください。
【母歴7年目】私が見た“フルタイムと時短復帰のリアル”

私自身がフルタイム復帰を選んだ理由とそのリアル
私は育休明け、迷わずフルタイム勤務で復帰しました。
その判断には、大きく分けて2つの理由があります。
1つ目は、時短勤務の給与の少なさ。
時給換算すると、仕事の責任や業務量に見合わないと感じてしまったんです。
2つ目は、職場にフルタイムで復帰したママが誰もいなかったこと。
このままだと、「育休から戻っても時短一択」みたいな空気ができてしまう。
それが、将来のママたちつまり後輩たちの働き方の選択肢を狭めてしまうと思ったんです。
だからこそ、「誰かが前例にならなきゃ」と思って、私が一歩を踏み出しました。
もちろん、毎日がうまくいくわけではありませんでした。
子どもの発熱で急なお迎え、登園拒否、夜中の夜泣き…。
時間との闘いで、心も体もクタクタになる日もたくさんありました。
でも、キャリアが途切れずにつながっている実感や、家庭の収入が安定している安心感は、今でも大きな支えになっています。
そして何より、「無理だったら時短に切り替えればいい」「最悪、辞めたっていい」。
そんな“逃げ道”を自分の中で持っていたからこそ、今もフルタイムで働き続けられているのだと思います。
周囲のママたちが選んだ「時短勤務」のリアルな声
一方で、周りには時短勤務を選んだママもたくさんいます。
「子どもとの時間を優先したかった」「体力的にフルは自信がなかった」と言う声が多くありました。
ただ、彼女たちもまた別の悩みを抱えていました。
結局「割にあわない」と話す人が多くいました。
フルタイム勤務、時短勤務での復帰の現実
子育てをしながら働くということは、想像以上にハードでした。
フルタイムだから仕事もしっかり向き合えると思ったら、結局子どもにも仕事にも全力を注げている気がしない。
一方、時短勤務を選んだママたちも、正直ラクそうには見えません。
そんな中で、「私は何を大事にしたくて、この状態を選んだんだっけ?」と、改めて考えるようになりました。
働き方の“正解”は他人が決めるものじゃない。
「今の私にとって、どう働くのが一番いいのか」
そう問い直すことが、モヤモヤを手放す第一歩になりました。

「子育て」も「仕事」も人生において長期戦!!
結局、無理しないことが一番の最適解であることに気づきました。
以下の記事では、私が無理せず頑張らないことで、復帰後1年で年収7桁アップさせた以外なマインドセットについて書いています。
今の働き方にモヤモヤしている方、収入アップはしたいけれど自信がない方こそ、ぜひ読んでみてください。
「やるべきこと」を増やす前に、“やらないこと”を見直してみませんか?

「これもやらなきゃ」「あれも私がやらなきゃ」——
そんなふうに無意識に背負っていること、実は“今のあなた”には必要ないかもしれません。
現代のワーママは、男性中心の働き方や長時間労働が前提の社会の中で、妊娠中から生活を調整し、産後すぐに育児と仕事の両立を求められる状況にあります。
その「頑張る姿勢」は本当に素晴らしいものですが、同時に、知らず知らずのうちに心も体も疲弊させてしまう原因にもなっています。
中でも、育休明けのママにありがちな“頑張り癖”は、自分でも気づかないうちにストレスや疲労感を積み重ねてしまいがちです。
じゃあ、どうすればこの「しんどさ」を減らせるのか?
その答えは、実はとてもシンプル。
「やること」ではなく、「やめること」を決めるんです。
少しずつでも“手放す”習慣を身につけることで、自分の時間や心の余裕を取り戻していけるようになります。
この方法は、ワーママだけでなく、多忙なビジネスパーソンや保育士、教員など、限られた時間で成果を求められる人たちにも取り入れられている、実践的で効果の高いアプローチです。
やることは減らせない。
でも、「やらないこと」は自分で決められる。
だからこそ、自分のキャパを守るために、「手放す勇気」が必要なんです。
やめてラクになった!【手放す家事】おすすめリスト

私自身、育休明けにフルタイムで復帰してから、仕事と育児、そして家事の両立に追われる毎日が始まりました。
当初は「手を抜いたらダメ」「ちゃんとやらなきゃ」という思いが強く、“やめる”とか“手放す”ことに対して、正直抵抗がありました。
でも、実際にいくつかの家事を手放してみると──
想像以上に心と時間に余裕が生まれたんです。
「もっと早く手放せばよかった」と感じたほどでした。
中でも、私が実際にやめてみて効果を強く実感できた家事を、いくつかご紹介します。
家事内容 | やめた方法 | 効果 |
---|---|---|
毎日の料理 | 宅配食サービスを利用する | ・時短調理で体力と時間に余裕ができる ・栄養バランスが整っているから食生活も安定する ・プロが考えたメニューだからマンネリもなく、安心して任せられる ⇒ワーママが料理をやめたことで得た“予想外”のメリット【まとめ】 |
掃除 | ルンバ+他の人に頼ることで自分で掃除をしない仕組みを構築 | ・「やらなきゃ」の思考が減って、自分時間が増える ・時間・体力・気力の“目減り”が減って他のことに集中できる ⇒フルタイムワーママはいつ掃除してる? やらない選択で家事をラクに |
買い物 | ネットスーパー活用 | 子連れ外出の負担ゼロ |
中でも、特におすすめなのが「毎日必ず発生する家事=料理」を手放すことです。
仕事で疲れて帰宅して、そこからごはんを作るのは本当に大変。
だからこそ、宅配食サービスの導入は、ワーママにとって大きな助けになります。
ただし、宅配食なら何でもいいわけではありません。
フルタイム勤務で時間が限られているママにとっては、以下の条件が重要です。
とはいえ、「宅配食って種類が多くて、どれを選べばいいかわからない…」という声もよく聞きます。
そこで、私が実際に使って「これは使える!」と感じた宅配食サービスを、3社に厳選してまとめました。
毎日の料理の負担を手放しつつ、家族の健康や味の満足感もしっかりキープしたい——そんな方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください!
フルタイム or 時短? 迷ったら使いたい“選び方のヒント”

「育休明け、時短とフルタイムどっちがいいのか…まだ迷っている」
そんな方には、働き方を「感覚」ではなく「情報」で整理するのがおすすめです。
こうした視点から、自分の働き方を“見える化”することで、「自分に合った選択」が自然と見えてくるようになります。
以下の記事では、あなたにとって最適な働き方を選ぶヒントや判断に迷ったときに役立つチェックリスト付き診断項目をまとめています。
今の状態や気持ちを可視化したい、何か参考になる基準が欲しいという方はぜひ最後まで読んでみてください。
可視化するだけでも、進む方向が見えてきますよ。
まとめ|自分の「正解」は、“楽しい”“ワクワク”を目印に
育休明けの働き方に「これが正解!」なんてものは正直ありません。
みんな同じように見えても、置かれた環境も、考え方も、大切にしたいものもバラバラです。
だからこそ、他人と比べて無理をするより、「自分が少しでもワクワクする選択をする」ことが、選ぶべき道のヒントになります。
全部を完璧にやろうとすると、心も体もすり減ってしまいます。
私の場合は「やらなきゃ」と思い込んでいたことを一つずつ手放してみたら、思った以上にラクになった、ということを身をもって体験しました。
周囲の目や“こうあるべき”にとらわれずに、「本当に必要?」と自分に問いかけて、いまの生活から“やめられること”を見つけていく。
その積み重ねが、両立を続ける力になります。
楽しい選択を増やすことが、両立成功の秘訣
「不安」「しんどい」と感じるときこそ、「何をやめて、何を増やすか」を見直すチャンスです。
そして、“頑張ること”より、“楽しめること”を増やしていく。
それが、長く続けるためのコツであり、自分にとっての「正解」を育てていく方法だと思います。
今のあなたにとって、少しでも心が軽くなる働き方を選べますように。
以上、こんママでした!

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①ワーママが楽しく得やメリットをえるための「ワーママ術」
②「子どもの学び」にも楽しさを取り入れる重要性
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