共働きって、なんだか女性ばっかり損してない?
そんなモヤモヤを抱えている人は、あなただけではありません。
実際、共働き家庭の多くで家事や育児の負担が女性に偏っています。
でも、それを「仕方ない」と抱え込む必要はないんです。
まずは、“手放すこと”から始めてみませんか?
この記事では、共働きで女が損をしやすい仕組みと、その負担を軽くする考え方を、ワンオペ二児の母の視点から解説します。
少しでも心と時間に余裕がほしい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

✅二児の母(7歳&4歳)
✅フルタイム管理職×夫単身赴任で不在
✅ワーママが「楽しく」生きるためのヒントを発信中
∟メンタルヘルス・マネジメント検定(Ⅱ種) 取得
∟ポジティブ心理実践インストラクター資格 取得
✅当ブログのミッションは「苦労するワーママをひとりでも減らしたい!」です
共働き=女が損する仕組み、実はこうなっていた

実は、共働き家庭の多くが“見えない不平等”を抱えています。
その原因は、努力不足やパートナーの非協力といった単純な問題ではありません。
家庭や社会に根づいた仕組みや価値観が、女性だけに負担を集中させてしまう構造をつくっているのです。
ここでは、「なぜ共働きでも女ばかりが損をしてしまうのか?」を、3つの視点からひも解いていきます。
家庭内アンバランスの“見えにくさ”
共働き家庭では、表面的には「お互い仕事してるから平等」に見えることが多いです。
でも実際には、女性側が家事・育児・保育園対応などを圧倒的に多く担っているケースがほとんど。
この“家庭内のアンバランス”は、外からは見えづらく、当事者さえ気づきにくいものです。
「気づけば自分ばかりやってる」と感じるのは、積み重なった偏りの結果です。
仕組みを見直さない限り、その偏りはどんどん固定化してしまうのです。
無意識に染みつく「女性がやるべき」という思い込み
「育児は母親がメイン」「家事は女性が得意」
そんな価値観が、知らず知らずのうちに私たちの中に染みついています。
そしてその思い込みは、夫側だけでなく、女性自身にもあります。
だからこそ「私がやらなきゃ」「やってもらうのが申し訳ない」と思ってしまうのです。
まずはその“無意識の前提”に気づくことが、負担から自由になる第一歩です。
「夫婦共働き」はイコールじゃない
共働き=夫婦で同じように働いている…はずなのに、なぜか家庭での役割はイコールではない。
例えば、子どもの熱で保育園に呼び出されるのはいつも妻。
残業や出張の調整も、なぜか妻側が譲っている…。
これは「共働き」と言いつつも、役割の分担が平等になっていない“ズレ”の表れです。
そのままでは、女性だけがどんどん消耗していく悪循環な仕組みになってしまいます。
背負いこむ生活を今すぐ見直そう

気づいたときにはもう限界…そんな状態になる前に、早めの軌道修正が必要です。
共働きで「自分ばかりが損してる」と感じるのは、あなたの頑張りが足りないからではありません。
むしろ、頑張りすぎているからこそ、今のつらさがあります。
ここでは、まず「やめてもいいこと」「手放すべきこと」を見つけて、“背負いすぎ”を軽くするためのヒントを紹介します。
この一歩が、次の「抜け出す方法」へとつながっていきます。
共働きの生活負担、まず“家事”から手放そう
共働きで時間も心も限られる中、まず見直したいのが「家事」です。
仕事はスケジュールや取引先の都合に左右され、簡単に調整できるものではありません。
育児も、子どもの年齢や性格、体調など予測できないことが多く、思うように手を抜けません。
だからこそ、まず最初に手放しやすいのは“家事”なんです。
家事は、自分の裁量で「やめる」「減らす」「外注する」といった選択がしやすい領域です。
たとえば、毎日の掃除機がけをロボット掃除機に任せる、夕食づくりを宅配食に切り替える、週に一度だけ家事代行を頼む──
これだけでも、心と時間にぐっと余裕が生まれます。
「全部自分でやるのが当たり前」という思い込みを手放すことが、ラクになる第一歩です。
時間・心の余白をつくる3つの工夫を意識しよう
家のことに追われ続ける生活では、心の余裕は生まれません。
だからこそ、意識的に「余白」をつくることが大切です。
コツは次の3つ──
- 毎日やらなくていいことを明確にする
- 自分の代わりになる“モノやサービス”に任せる
- 1人になれる時間を意図的に確保する
こうした工夫が、家庭全体の空気さえ変えていきます。

私自身がその中で一番効果を実感したのが、宅配食サービスの導入でした。
毎日の献立、買い出し、調理、後片づけ…。
これらの工程をまるごと手放すことで、1日あたり100分の時短に成功しました。
⇒共働きママが夜ご飯「食事作らない」と決めたら100分も時短になった話
とはいえ、宅配食サービスは冷凍・冷蔵合わせて40種類以上あるため、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いと思います。
そんな方のために、私が実際に試して「これは使える!」と感じたおすすめ3社を以下の記事で詳しくご紹介しています。
「自分の代わり」をうまく使って、もっとラクで心地いい毎日を手に入れましょう。
「全部やらなきゃ」の呪いから解放されよう
「やらないといけない」「母親なんだから当然」──そう思い込んで、自分を追い込んでいませんか?
でも実は、“やらなきゃ”と一番強く思い込んでいたのは、自分自身かもしれません。
誰かに言われたわけじゃないのに、「ちゃんとやらないと」と自分を責めてしまう…。
それが心と体の余裕を奪っていたのだと気づくだけで、ふっとラクになることがあります。
あなたがラクになれば、家族の空気も自然とやわらかくなります。
「全部やる」から「選んでやる」へ。
その小さな意識の変化が、次の一歩を支えてくれます。
手放すことで、ようやく見えてくる“本当に必要なもの”。
「じゃあどうすればいいのか?」を、一緒に考えていきましょう。
“女が損する共働き”から抜け出すための「頑張らない3つの選択」

共働き生活で疲弊しているとき、「もっと頑張る」よりも「手放す」ことが必要です。
無理して全部をこなそうとすると、心も体もすり減ってしまいます。
ここでは、私自身が実践してラクになった“頑張らないための3つの選択”をご紹介します。
1.「料理」をやめる
毎日の献立、買い出し、調理、後片づけ…。
料理は想像以上に手間も時間もかかる、重たい家事のひとつです。
もちろん、「料理が好き」「気分転換になる」という方は続けてOK。
でも、少しでも「苦手」「面倒」「しんどい」と感じているなら、手放すチャンスです。
特におすすめなのは、レンジで温めるだけの“完全調理済み”タイプの宅配食。
下ごしらえ不要・調味料もいらない・洗い物も最小限。
帰宅して2-3分で食卓が整っていくのは、共働き家庭にとって本当に心強い味方です。
とはいえ、宅配食サービスは冷凍冷蔵合わせると40種類以上はあり、その中から選ぶのも一苦労。
以下の記事では、使ってよかった“完全調理済み”宅配食サービスを厳選して3つ紹介します。
「結局、どれを選べばいいの?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
2.「掃除」をやめる
「掃除が息抜きになる」「毎日きれいにしたい」…そう感じる人以外は、掃除もやめてOKです。
ロボット掃除機を使えば、自分が手を動かさなくても家はきれいになります。
週1回だけでも家事代行を頼めば、「自分がやらなきゃ」の思いから解放されつつ家の清潔さも十分きーぷできます。
重要なのは、「毎日やる」よりも“自分がやらなくてもいい仕組み”をつくること。
心に余裕が生まれ、家族に優しくできる時間も増えていきます。
「じゃあ、実際いつ掃除してるの?」と気になる方へ、私の工夫を紹介した記事はこちらです。
👉 フルタイムワーママはいつ掃除してる?やらない選択で家事をラクに
3.「完璧」をやめる
育児も家事も、「ちゃんとやらなきゃ」と思えば思うほど、しんどくなっていきます。
「できなかった自分」を責めるより、「今日もよく頑張った自分」を認めてあげましょう。
“ちゃんと”の呪いを手放すだけで、子育てがグッとラクになり、家族との時間がもっと楽しくなりますよ。
料理・掃除・完璧主義。
この3つをやめたことで、私は心にも体にも余裕が生まれました。
もちろん、料理や掃除が好きなら無理に手放す必要はありません。
でも、「苦手」「ストレス」「義務でしかない」と感じるなら、その“やらなきゃ”は手放していいのです。
そして今度は、「どうすれば自分にとって無理のない暮らしができるか?」を選んでいきましょう。
それが、“損してばかりの共働き”から抜け出す第一歩になります。
まとめ|損していたのは、頑張りすぎていた自分かもしれない
まずは「やめること」から始めよう
共働き生活に疲れを感じているなら、最初に見直すべきは「やること」ではなく「やめること」です。
家事、育児、仕事——全部を抱えてパンクしそうになっていませんか?
頑張り屋の人ほど、「手を抜くこと」に罪悪感を持ちがちです。
でも、本当に必要なのは“ちゃんとやる”ことではなく、“ちゃんと休む”ことかもしれません。
まずは、ひとつだけでも「これはやらなくていいかも」と思えることをやめてみてください。
その小さな一歩が、自分を守る大きな転換点になります。
自分をラクにする選択が、家族を笑顔にする
あなたが笑顔になれる選択は、まわりの人にとってもきっと良い影響を与えます。
疲れきった顔で家事をこなすより、少し家が散らかっていてもニコッと笑える方が、子どもにとってもうれしいはずです。
「ちゃんとしなきゃ」を手放して、「今日もやり切ったね」と自分をねぎらう。
そんな心のゆとりが、家庭全体の雰囲気を変えていきます。
無理しない、頑張りすぎない、でも大切なものは守れる。
そんな共働きのかたちを、あなた自身の手で選んでいきましょう。
以上、こんママでした。

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