
もう、共働き無理…

私も、フルタイム共働き、家事、ワンオペ育児が重なって何度も心が折れそうになりました…
心も体も限界…でも、辞めたからといって全てがうまくいくわけではないのが現実です。
この記事では、そんな私が本当にしんどかった時期をどう乗り越えたか、実体験をもとに「共働き無理」の状況から抜け出した3つの方法を紹介します。
同じように悩んでいるあなたの、少しでも力になれたら嬉しいです。

✅二児の母(7歳&4歳)
✅フルタイム管理職×夫単身赴任で不在
✅ワーママが「楽しく」生きるためのヒントを発信中
∟メンタルヘルス・マネジメント検定(Ⅱ種) 取得
∟ポジティブ心理実践インストラクター資格 取得
✅当ブログのミッションは「苦労するワーママをひとりでも減らしたい!」です
もう無理…共働き生活が限界だった頃の私

フルタイムで働きながら、家事も育児もこなす毎日。
心も体もギリギリで、笑顔をつくる余裕すら少しずつ失われていきました。
ここでは、そんな当時の私のリアルな状況を振り返ってみたいと思います。
仕事・家事・子育ての“両立”に疲弊
フルタイム勤務に加えて、洗濯、食事の準備、保育園の送り迎え。
やることが多すぎて、常に「何かに追われている」感覚がありました。
「両立できていない自分はダメなのかも」と悩みながらも、誰にも弱音を吐けず、ただひたすら走り続ける日々。
気がつけば、心も体もボロボロ。
仕事と育児の両立がうまくいかないことで、自信を失い、毎日をこなすだけで精一杯で、保育園では常に忘れ物をし、ついには仕事でも小さなミスを繰り返すように。
「私がやらなきゃ」に縛られていた毎日
夫が手伝ってくれることもありましたが、「お願いしても伝わらない」「結局やり直すことになるなら、自分でやったほうが早い」
そんな思いから、つい何でも自分で抱え込んでしまっていました。
「任せる」「頼る」ができず、全部自分で背負ってしまう。
それが、じわじわと心のキャパを削っていきました。
さらに2023年からは、夫が単身赴任になり完全キャパオーバーに。
このとき初めて、外部の力を借りて家事を回す仕組みの重要性を痛感しました。
この気づきが、私が「料理をやめる」決断を後押ししました。
家族とのすれ違いと、子どもへの罪悪感
夫婦での会話は減り、ちょっとしたことでイライラ。
「なんで私ばっかり…」という気持ちが積もっていきました。
そして、そのイライラが家族にも向かってしまうことも。
思うように接してあげられなかった日には、強い自己嫌悪に襲われました。
「こんなはずじゃなかった」「ちゃんと子育てできていないかもしれない」
そんな不安や罪悪感が、心に重くのしかかっていたのです。
「辞めればラクになる?」と思ったけど現実は甘くない

共働き生活が限界に感じると、「いっそ辞めてしまいたい」と考えるものです。
仕事を辞めれば、育児や家事に集中できて、少しは気持ちに余裕が持てるかもしれない――そう思うのは自然なこと。
でも現実には、「辞めることで生じる新たな問題」や「思わぬ落とし穴」があるのも事実。
ここでは、仕事を辞める前に知っておきたい代表的なデメリットを整理してみます。
収入が減ることで家計に影響が出る
もっとも大きな不安は、やはり経済面です。
共働きだからこそ維持できていた生活水準や将来の備えが、一馬力になることで不安定になる可能性があります。
子どもの教育費や住宅ローン、日々の生活費など、固定費が多い家庭ほど慎重な判断が求められます。
また、一度退職すると再就職が難しくなるケースもあり、「今の収入を手放すリスク」は想像以上に大きいことも。
社会とのつながりを失う不安がある
仕事をしていると、同僚との会話や社会との接点が日常の中にあります。
それを手放すことで、家にこもりがちな生活になり、孤独感や閉塞感が強まると感じる人もいます。
「子どもと過ごせる時間が増える」のは一見メリットに見えますが、大人同士の会話や自分だけの時間がなくなることのストレスも見過ごせません。
「家にいるんだからやって当然」という空気が生まれやすい
専業になると、どうしても家事や育児を“フル担当”することが期待されがちです。
実際には、「家にいる=余裕がある」と思われてしまい、家事負担の偏りという問題や、自分の時間が取れない問題に直面することも多くあります。
結果的に、「仕事の疲れ」は減っても、「心の余裕」がなくなってしまうという新たな問題が生まれるケースも少なくありません。
このように、「辞めればすべてがラクになる」と思いきる前に、現実的な視点で整理しておくことはとても大切です。
「もう共働き無理…」の状況を乗り越えた3つの方法

「もう無理…」と感じた共働き生活。
それでもすぐに辞めることが難しかったからこそ、日々の負担を軽くするために、私は“やめる”選択を少しずつ取り入れていきました。
ここでは、実際に試してラクになれた3つの方法をご紹介します。
1.家事の“やめる”を決めた(料理編)
平日の夜にイチからご飯を作るのは、本当にしんどい。
過去には、休日に作り置きを大量につくったりしたこともありましたが、これでは結局休日に負担がのしかかるだけ。
そこで試しに宅配食サービスを導入したところ、平日の夜がぐっとラクになり、家族と過ごす時間や自分の休息に気持ちを向けられるようになりました。
毎日の献立を考えるストレスも、買い物の時間も不要、さらに温めるだけ・盛り付けるだけで済む日があるだけで、心の余裕がまるで違いました。
以下の記事では、私自身がいろいろ試した中で「これは本当に助かる…!」と感じたサービスだけを厳選して紹介しています。
気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2.家事の“やめる”を決めた(掃除編)
掃除はロボット掃除機にお任せ。
加えて、週1回の家事代行サービスも活用しはじめました。
「自分で全部やる」という思い込みを手放したら、「部屋が多少散らかっててもいい」と思えるようになり、心もラクに。
完璧を目指すのをやめた
どんなに頑張っても、すべてを100点でこなすのは無理。
子どもにレトルトご飯の日があってもいい。
洗濯物がたたまれていなくても、死にはしない。
「ちゃんとしなきゃ」「母親なんだから」と自分を縛る言葉を少しずつ手放し、自分の心と体の余裕を最優先にすることを意識しています。
みなさんも、いつの間にか「全部やるのが当たり前」になっていませんか?
“やらない”と決めることで、初めて見える気づきがあります。
まずは、できることから少しずつ“手放して”いきませんか。
まとめ|「共働き無理」は甘えじゃない。まずは自分をラクにしてあげて
「共働きがしんどい」「もう無理かもしれない」そう感じるのは、甘えでも弱さでもありません。
仕事、家事、育児。すべてを完璧にこなそうとするほど、心も体もすり減っていくのは当然のことです。
だからこそ、大切なのは“頑張ること”ではなく“手放すこと”。
無理を続けるより、少しラクになる工夫を重ねたほうが、家族も自分ももっと笑顔になれます。
もし今、あなたが同じように悩んでいるなら、今日からひとつだけでも、「やめていいこと」を決めてみてください。
それが、自分を守りながら心に余裕を取り戻し、仕事も育児も前向きに続けるための第一歩につながっていきますよ。
以上、こんママでした。

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