「ワーママ、続けてよかった」──未来の自分は本当にそう思えているのかな?
母業と仕事を両立していると、ふとそんな不安が頭をよぎること、ありませんか?
私もかつて、「何が正解なんだろう?」と常に自問自答している時期がありました。
でもあるとき、「やめる」のは働くことじゃなく、頑張りすぎることだと気づいたんです。
新たな視点に気づいてから、私は少しずつラクになれました。
そして今では、ワーママを続けてよかったと心から思えています。
そして、毎日「辞めたい」とあんなに思っていた私がこれからも続けていきたいと前向きになれています。
この記事では、私がワーママを続けてよかったと思っている理由と、そう思えるようになったきっかけをお話ししていきます。
「続けるか、やめるか」で悩んでいるあなたのヒントになりますように。

✅二児の母(6歳&3歳)
✅フルタイム管理職×夫単身赴任で不在
✅ワーママが「楽しく」生きるためのヒントを発信中
∟メンタルヘルス・マネジメント検定(Ⅱ種) 取得
∟ポジティブ心理実践インストラクター資格 取得
✅当ブログのミッションは「苦労するワーママをひとりでも減らしたい!」です
夫は単身赴任で不在に!それでも「続けてよかった」と思えた3つの理由

正直、これまでのワーママ人生「辞めたほうがラクかも」と思っていた時期が多々ありました。
でも、働きながら悩みと向き合う中で、「続けてよかった」と感じる瞬間が少しずつ増えていったんです。
特に感じているのは、お金・心・時間の余裕が少しずつ持てるようになったこと。
ここでは、
こんな悪夢のようなしんどい状況に陥りながらも「ワーママ続けてよかった」と思えた3つの理由についてお伝えしていきます。
3つ目が特に重要だと思うので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
① 経済的な安定が家族の安心につながっている(=お金の余裕)
働き続けることで、毎月決まった収入が得られる安心感は、かなり大きな支えになっています。
特に、住宅ローンや教育費など長期的な支出がある家庭では、経済的な安定は欠かせません。
それに加えて、子どもが「これをやってみたい」と言ったときに、迷わず挑戦させてあげられる余裕があるのも大きなメリットです。
将来へのお金の不安が少ないからこそ、「やらせてあげたい」と思える気持ちに素直になれます。
また、自分自身の息抜きやスキルアップにも、自分の意志で投資できる。
「自分のために自分で決めてお金を使える」という感覚が、日々の充実感にもつながっています。
さらに見落とされがちなのが、保育園の継続利用に関するリスクです。
多くの自治体では「就労証明」がないと、認可保育園では退園を求められるケースがほとんどです。
そのため、退職後に「やっぱり働きたい」と思っても、子どもの預け先が確保できず、すぐに仕事を始められないという悪循環に陥る可能性があります。
「もっと自由な時間がほしい」「ストレスから解放されたい」と思って選んだはずの退職が、結果的に経済的不安や預け先の問題といった新たな悩みを生むことも少なくありません。
② キャリアを止めなかったことで未来の選択肢が広がった(=心の余裕・自信)
「わからない」「向いてない」と思っていた仕事も、嫌々続けているうちに、少しずつ仕組みや意味が見えてくるようになりました。
そして、最初はいやだったことも気づいたら好きになっていたり、苦手だと思っていたことが得意に変わったり。
毎日の積み重ねが、確実に自分の力になっていたんだと今ならわかります。
そして気づけば、「ずっとわからないことはない」「どんなにつらくても、マイナスな状況には必ず終わりがくる」——そんな経験を、何度も積み重ねてきたことに気づきました。
この実感は、単に“仕事を頑張った”という話ではなく、先が見えなくても一歩ずつ進めば道は開けるという、自分の人生全体を信じられる自信につながっています。
だから今では、ちょっとやそっとのことではへこたれない度胸がついたと感じています。
自分の成長を確かに実感できているからこそ、「続けてきてよかった」と心から思えるようになりました。
③ 「無理しない働き方」を選べた安心感(=時間の余裕)
以前の私は、「ちゃんとやる=とにかく頑張ること」だと思っていました。
家事も育児も仕事も、自分がすべて頑張ってこなし一人で抱え込んでいたんです。
でも、頑張りすぎて心も体も限界を迎えたからこそ「完璧じゃなくていい」「頼ってもいい」「やらない選択もあり」と、考え方を正しく整えることができました。
やらない選択を増やしたり、外注を試してみたり。
仕事においても、自分がすべて抱え込まなくてもいいと気づけたことで、気持ちにも時間にも余裕が生まれました。
今では、「どう頑張るか」ではなく「どうしたら楽しく続けていけるか」を大切にしています。
「楽しく働くなんて無理」「ワーママは大変なもの」という固定概念に縛られていた私にとってはかなりの大きな変化でした。
あのまま固定概念にしばられていたら…と考えるとぞっとします。
そして、無理をやめたことで、自分らしい働き方を選べるようになったことは現在の私にとって大きな安心につながっています。

ちなみに、「無理をやめる」ために取り入れて最も効果があり、しかも手軽で取り入れやすかったのが、宅配食サービスの活用でした。
毎日の「今日なに作ろう…」のストレスがなくなるだけで、こんなに気持ちがラクになるなんて——正直、自分でも驚きでした。
そんな私の体験もふまえて、子育てママに本気でおすすめできる宅食サービスを3つ厳選してまとめた記事はこちらです。
でも、ここにたどり着くまで正直かな~りつらかった

今でこそ「続けてよかった」と思えるようになった私ですが、そこにたどり着くまではかなり険しい道のりでした。
むしろ、辞めたい気持ちをごまかしながら、なんとか踏ん張っていた日々の連続だったんです。
なので、今頑張っているあなたに無理して続けろというつもりはありません!
ただし、辞めて後悔し苦労している知人もたくさんいるので、まずはいったん冷静になってほしいと思います。
ここでは、私の体験談として当時の状況について簡単に書き留めていきたいと思います。
一人目復帰後はなんとか…二人目で一気に限界に
一人目の育休から職場に復帰したときは、正直かなり大変でしたが、まだ何とかやれていました。
子どもも一人、職場も理解があって、周りに助けられながらどうにか両立できていたと思います。
でも、二人目が生まれてから状況は一変しました。
やることも気を配る相手も2倍以上。
上の子と下の子、それぞれに違う対応が求められる中で、物理的にも精神的にも余裕がなくなっていきました。
「一人目のときと同じようにはいかない」そう痛感しながらも、気合いだけで回そうとしていた自分がいました。
夫の単身赴任で完全ワンオペに
さらに追い打ちをかけたのが、夫の単身赴任。
身内のサポートが一切ない中で、仕事・家事・育児を全部ひとりで回す毎日が2023年から始まりました。
朝はバタバタと子どもたちを保育園に送り出し、日中は仕事に集中し、すぐに夕方はきておむかえ、ごはん・お風呂・寝かしつけ…。
どこにも“自分の時間”なんてありません。
頼る人も、話す相手もいない。
「私が倒れたら、全部止まる」というプレッシャーを抱えながら、なんとか目の前のタスクだけをこなす日々でした。
「私がやらなきゃ」が全部を苦しくしていた
「ちゃんとやらなきゃ」「母親なんだからがんばらなきゃ」「私がやらなきゃ」
そんな思い込みが、いつの間にか自分を苦しめていたことに気づいたのは、心も体も限界に近づいてからでした。
周りに頼ることも、手を抜くことも“ズルいこと”のように感じていた私。
この時すでに正常な思考はできなくなっていたのだと思います。
止まることが怖い。
何をやらなくてもいいのかがわからない。
何がわからないのかもわからない状態でした。
でも実際には、誰かに頼っても、やらない日があっても、世界はちゃんと回るんですよね。
これが事実なんです。
でも、それが見えなくなってしまうんですよね。
そして「私が全部やらなきゃ」は、いつしか自分を追い込む呪いになっていたんです。
それに気づいたとき、初めて“がんばらないことをがんばる”そんな選択肢があることに目が向くようになりました。
私が実際に“やめたこと”とその変化

「がんばらないことをがんばろう」
そのために、まずは自分がやらなくてもよいことを手放そうと決めました。
ここでは、そんな私が「実際にやめて(手放して)本当によかったこと」のうち2つを紹介します。
手放しやすく、また手放したときの効力が高いのでとてもおすすめです!
ご飯は自分で作らないでもOKにした
以前の私は、「メニューを自分が考えなきゃ」「毎日きちんとやらなきゃ」と思い込んでいました。
でも、子どもが2人になってからは、買い物・調理・片づけ…すべてが負担に。
そんなときに出会ったのが、宅配食サービスでした。
そして、何より「今日ごはんどうしよう」と焦る時間がゼロに。
手作りじゃなくても、家族はちゃんと笑顔で食卓を囲んでくれました。
むしろ、プロがつくる宅配食のほうが、栄養バランスもよくて、レパートリーも豊富。
「なんで今まで自分ひとりで頑張ってたんだろう…」と思うほど、使ってよかったと心から感じています。
少しでも「夕方のごはんづくりが負担」と感じている方は、ぜひ一度試してみてほしいです。
忙しい毎日に、きっとひと息つける時間が生まれるはずですよ。
「ちゃんとした母親」像を手放したら心が軽くなった
「○○しなきゃ」
「ちゃんとやらなきゃ」
そんな“理想の母親像”を、自分で自分に押しつけていたことに気づきました。
でも、全部自分で背負おうとするほど、心は疲弊していくものです。
一度立ち止まって、「本当にそれって必要?」と問い直してみたんです。
そして試してみたのが、家事代行サービス。
最初は少し勇気がいりましたが、お願いしてみたら想像以上にラクに。
週末がまるごと「家事の日」じゃなくなったことで、子どもと過ごす時間が格段に増えました。
頼ること=ダメじゃない。
むしろ、「やらない選択」こそが、家族の幸せにつながると実感しています。
まとめ|“未来の自分”が笑っていられるように

「ワーママを続けてよかった」と思える日はきっと来る
今はつらくても、いつか「続けてきてよかった」と思える瞬間が、きっとやってきます。
それは、子どもが成長したときかもしれないし、もっとはやい段階で自分自身の変化に気づいたときかもしれません。
その日のために、今の自分にできることを少しずつ積み重ねていきましょう。
そのためにも……
まずは、ひとつ「やめてみる」ことから始めよう
まずは「これ、もうやめていいかも」と思えることから、ひとつだけ手放してみてください。
それが、あなたの心に少しでも余裕をもたらしてくれたなら、それだけでも十分です。
“やめる”ことは、“あきらめる”ことではなく、“自分を守る選択”です。
「やめること」からはじめて、自分らしい働き方へ
“出来ることを増やす”よりも、まずは“やめることを決める”ほうが、最初の一歩としてずっと取り組みやすいです。
そんな「少し手放す選択」を積み重ねていくだけで、気づけば自分らしい働き方や暮らし方に近づいていけます。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、“今の自分のキャパ”に合わせて調整すること。
それが、ワーママとして無理なく続けていくために、楽しいを作り出す第一歩です。
以上、こんママでした!

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①ワーママが楽しく得やメリットをえるための「ワーママ術」
②「子どもの学び」にも楽しさを取り入れる重要性
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