毎日忙しい中で仕事と家庭を両立させるのは本当に大変ですよね。
「どうしても仕事が終わらない」「結局家に仕事を持ち帰ってしまっている」と悩んでいるワーママは、決して少なくありません。
しかし、同じように悩むワーママたちの中には、この悩みををうまく解決した方もいます。
この記事では、他のワーママたちの実際の状況や具体的な解決策を紹介していきます。
この記事は、下記のようなワーママにおすすめです。
また、実際に持ち帰り仕事による「残業祭り」だった私が、そんな負のループからどのように抜け出したのかについても書いていきます。
私のその時の成功体験が、みなさんの解決策やそのヒントになればいいなと思っています。
特に、現在持ち帰り仕事に苦しんでいるワーママにとって、この記事は「短期間での改善」をうながすきっかけとなるはずです。
具体的な対策を知り、実践することで、ぜひ効果をすぐに実感していただきたいと思います。
ぜひ最後までお読みください。
✅夫(単身赴任中)+6歳♂+3歳♀+犬
✅フルタイムワーママ 管理職
✅アルバイトを転々としていた20代、今でも出世欲ゼロにも関わらず「楽しい」を選び続けたら年収が女性の上位3.8%まで到達
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✅当ブログのミッションは「苦労するワーママをひとりでも減らしたい!」です
他のワーママの持ち帰り仕事の現状
まずは、他のワーママの状況をみていきましょう。
残業があると答えたワーママは86%
現状、多くのワーママが残業を強いられているという現実があります。
ある調査によると、実に86%のワーママが「残業がある」と答えています。
これは、ほぼ9割近くのワーママが通常の業務時間内に仕事を終えることができていないことを示しています。
残業はただでさえ疲労を蓄積させ、家庭での時間を圧迫する要因となります。
特に、仕事後に家事や育児が待っているワーママにとって、残業は大きな負担です。
「子供を早く寝かせなきゃとイライラしてしまう」「家事が溜まってしまう」などといった悩みは、実際に多くのワーママが抱えている問題なのです。
持ち帰りしているワーママは実は多い
さらに、職場での残業だけでなく、仕事を家に持ち帰るワーママも少なくありません。
持ち帰り仕事をすることで、職場では時間が足りずに終えられなかったタスクを家で片付けることができますが、その一方で家庭生活やママの健康状態への影響も避けられません。
私もかつて、月に40時間以上残業をしていました。
子どもが寝た後に、夜な夜な仕事をこなしていました。
しかし、正直、仕事はこなせばこなすほどふってきます。
蟻地獄のようにどんどんハマってなかなか抜けだせなくなるのが現実です。
なぜなら、周りからみれば、あなたの姿は「残業してでも、精力的に仕事をこなしてくれる頼りになる人」にしか見えないからです。
あなたは、今手元にある仕事を終わらすためだけに残業しているつもりかもしれません。
しかし、その仕事を終えたころには「この人ならもっと出来る」「この人に任せたい」と期待値があがり、それ以上の仕事が割り振られるのがオチです。
なので、もし、すでにいっぱいいっぱいであるなら体調を壊したり、限界を迎える前に一度上司に相談してみましょう。
私自身、これまでは、すべて抱え込み、たんたんとこなしていくタイプでした。
また、とても忙しい部署で、上司に相談しにくい状況でした。
その結果、限界ギリギリまでいってしまい体調をこわしてしまいました。
その際、本音がでて「これ以上無理です」と上司に言ってしまったのです。
しかし、それを機に、情報が全体へ広がり多くの方がサポートしてくださり状況が一変しました。
想像していた以上の方が動いてくださり、もっと仕事を頑張ろうと思えたので結果としてよかったなと思っています。
もちろん体調も復活しています。
正直、このまま休職か退職かなと思っていたので、サポートしていただき働き続けることができるなんて想像していませんでした。
今は、多くの人に支えられつつ仕事を続けていますが、「今できる中で頑張っていこう」とやる気も復活したので、是非無理なものは無理という勇気をもつことはとても大切だと感じています。
また、無理をしない環境をつくるには自分との葛藤も必須。
残業はしないときめて、効率よくタスクを時間内におえることが絶対条件です。
時間内におえられなくても、そこで終えることが大切です。
これが、なかなか大変なのですが、心を鍛える練習だと言い聞かせながら繰り返していくことで、無理していた働き方の軸を整えていくことができます。
具体的な解決策と成功体験談
具体的な解決策
続いて、持ち帰り仕事の負担を軽減するための具体的な解決策をみていきましょう。
お子さんの年齢、家族の協力体制、職場の環境によっても、どの解決策を活用できるかは異なってきますが、是非実行できそうなものは、積極的に試してみてください。
持ち帰りの仕事をなくすための解決策としてあげられるのは主に…
- タイムマネジメント
- コミュニケーション強化
- 柔軟な働き方の導入
の3つです。
①タイムマネジメント
効率的に時間を使うことは、持ち帰り仕事を減らすための基本です。
まずは、以下の3つの方法を検討してみましょう。
紹介するのは3つですが、最後に紹介する解決策が一番重要だったりします!
タスク管理アプリの活用:
ToDoリストを管理するアプリやツールを使って、タスクを優先順位ごとに管理しましょう。
一般的には、翌週のタスクリストを事前に準備しておく形が主流ですが、正直スケジュールの変動が大きいワーママにとっては、なかなか難しいところです。
世の中にはいろんなタスク管理方法があるので、是非自分にあったものを探し、まずは1日単位からとりいれてみましょう。
ポモドーロ・テクニック
ポモドーロ・テクニックは、25分間集中して仕事をし、5分間の休憩を取る方法です。
これを繰り返すことで、集中力を維持しながら効率的に仕事を進めることができるといわれてます。
他にも、フロータイムテクニックなど様々な効率化テクニックがあります。
是非、自分にあったものを活用し、時間内に業務をさばいていく技術を身に着けていきましょう。
スケジュールの見直し
時間は平等です。1日は24時間しかありません。
どんなにタスクを管理し、効率的にこなすテクニックを身に着けても限界があります。
限られた時間の中で任務をこなすためには、あなたが「やらなくてもいいこと」を知り、正しく1つ1つやめていくこと(重荷をおろしていくこと)が、まず必要になります。
実は、この「ラクして得とる子育てワーママ術」のブログでは、今よりラクする道を選びつつも、ちゃんと結果やメリットを得る方法をいろいろと紹介しています。
この「ラク」というのは、けっしてダラダラサボったりするという意味ではありません。
において、担うのをやめて、逆にあなたが好きだと感じること、ワクワクする行動を増やしていくことを意味しています。
つまり、ラク=「楽しいこと」を選択していくということ。
例えば、料理を作るのがあまり好きではない私は、現在、ほとんど自分で料理をしていません。
しかも、料理をやめることで予想外のメリットを5つ得ることができました。
気になる方はこちらの記事を読んでみてくださいね。
また、掃除に関しても、正直私じゃないとできない仕事ではないと判断し、現在、私は自分で掃除をほとんどしていません。
そして、掃除にかかる時間と労力を減らし、その分を自分や家族との時間に充てることができたことで、生活の質は格段に向上しています。
このように、スケジュールやタスクの見直しをはかり、「やめる」ことに焦点を絞ることが大切になっていきます。
②コミュニケーション
また、職場でのコミュニケーションを改善することで、持ち帰り仕事を減らすことができます。
とはいえ、多くのワーママが「職場での理解が得られない」「忙しい上司やチームメンバーに迷惑をかけたくない」というプレッシャーを感じているのも事実です。
特に日本人は、仕事の悩みや負担を他人に打ち明けることが苦手と感じる方が多いです。
結果として、自分一人で抱え込み、持ち帰り仕事が増えてしまうことがよくあります。
そういった方でも、上手に職場の人とコミュニケーションをとるために、以下の3つを意識しましょう。
事前に準備して相談する
例えば、「このタスクが多くて終わらないので、優先順位を再確認したい」といった形で話を切り出しした場合、自分なりの解決策も提案することで、上司も前向きに検討してくれることが多いです。
- 問題点を明確にする:
具体的な仕事量やどのタスクが負担になっているのかを整理しておきましょう。
5W1Hを意識すると漏れなく伝えることができます。 - 解決策を提案する:
例えば、「このタスクは同僚に分担してもらえないか」「リモートワークを週に1回取り入れたい」などの具体案を用意しておくと話がスムーズに進むことが多いです。
忙しい上司にはなかなか相談しにくいものですが、具体的な問題点や提案を明確にしてから上司に相談することで、効果的な対話が可能になります。
小さなコミュニケーションを積み重ねる
一度に大きな相談をするのではなく、日常的に小さなコミュニケーションを積み重ねることで、上司やチームメンバーとの信頼関係を築くことができます。
これにより、大きな問題が発生したときにも相談しやすくなります。
- 日常的な報告:
日々の業務の進捗や小さな問題をこまめに報告することで、信頼関係を築いていきましょう。 - 感謝の言葉を伝える:
手伝ってもらったり助けてもらったりしたときには、感謝の言葉を忘れずに伝えることで、良好な関係を維持できます。
小さな努力の積み重ねが、後々自分自身を助けることにつながりますよ。
社内外のサポートを活用する
職場内だけでなく、外部のサポートも積極的に利用することが大切です。
例えば、同じ悩みを持つワーママ同士のコミュニティや専門のコーチングサービスを利用することで、解決策のヒントや勇気を得ることができます。
- ワーママコミュニティ:
今の時代、SNSやオンラインフォーラムで同じ悩みを持つワーママと交流し、アドバイスをもらうことが簡単にできます。
また、オンライン上で直接接点を持つのに抵抗がある場合は、Webでブログを検索し、他のワーママのノウハウを得ていくのも1つの手です。 - 専門のコーチング:
プロフェッショナルのコーチに相談し、具体的なアドバイスを受けるという選択肢も有効です。
ワーママに特化したサービスは年々増えている印象です。是非有効活用していきましょう。
③柔軟な働き方
働き方の柔軟性を高めることはワーママにとって非常に重要です。
ワーママが率先して活用すべき柔軟な働き方として
などがあげられます。
これらの柔軟な働き方が見込めない場合は、転職を検討するのも1つの手かな思います。
ちなみに、私は「フレックスタイム制度」「在宅勤務」をフル活用しています。在宅勤務ができていなかったら、おそらく仕事は続けられなかったと思います!
成功体験談
続いて、SNSやブログでみつけたワーママの成功体験談をみていきましょう。
体験談1: タイムマネジメントの徹底
私は毎朝、業務の優先順位を明確にするために15分の計画時間を設けました。
具体的には、最重要なタスクを3つ選び、それに集中することで仕事の効率を上げました。
また、集中力が途切れないようにポモドーロ・テクニックを取り入れ、25分の作業と5分の休憩を繰り返しました。
MTGが続く場合は、この通りにはいかないこともありますが、結果として、業務時間内にタスクを完了できるようになり、持ち帰り仕事は激減しています。
体験談2: コミュニケーションの改善
私は上司に現状の業務負担を正直に伝えました。
具体的には、週次ミーティングで持ち帰り仕事の実態を説明し、業務の再配分や優先順位の見直しを相談しました。
また、チームメンバーとの連携を強化し、負担を分散することにしました。
初めは、業務を振ることに抵抗がありましたが、結局そっちの方がうまく回りチームのためにもなることに気付きました。
体験談3: 私(こんママ)の体験談
最後に、私がどのように「持ち帰り仕事」の蟻地獄から抜け出したかについてお話していきましょう。
当時、私は2人目の育休明け。
3歳と0歳児を育てながら新規立ち上げを行っていました。
夫が単身赴任で不在の中、毎日のように持ち帰り仕事をしていましたが、当時は自分が満足いくまで仕事をこなせることに充実感さえ感じていました。
しかし、それが半年ほど続いたある日、急にすべてが憂鬱に感じるようになってしまったのです。
何が原因かは今でもわかりません。
急に眠れない日々が続き、朝が憂鬱になり、昼も夜も憂鬱になってしまったのです。
心身の疲労というのは徐々に蓄積し、急にすべてを壊していきます。
「まだ大丈夫」「もう少しがんばれる」…そんな状況を続けていると、ある日急に立ち上がれなくなるのです。
なので、手遅れになる前、つまり「ちょっとしんどいかも」と感じている「今」行動にうつすことをおすすめします。
手遅れになる一歩手前で、私が実施したことは以下の3つです。
- 家事で外注できるものを見直す
- 働きかたを見直す
- 自分が本当にやりたいことを見直す
特に「③自分が本当にやりたいことを見直す」で実施した「人生でやりたいことリスト100」の制作は想像以上の効果でした。
すべてのことをネガティブにとらえてしまう思考になっていましたが、ガラッと前向きな思考にかわり、未来が明るくみえました。
簡単に取り組むことができ即効性があるので是非多くのワーママに取り組んでいただきたいと思っています。
詳しくはこちらの記事にまとめました。是非、よんでみてくださいね。
まとめ
仕事と家庭の両立は大変なことの連続で、時に心身ともに疲弊してしまうこともあります。
しかし、あなたは決して一人ではありません。
同じような悩みを抱え、克服してきたワーママが世の中にはたくさんいるのです。
他のワーママたちも同じように持ち帰り仕事に苦しんでいること、そして、そんな状況を改善することができるという事実を知って、少しホッとしたのではないでしょうか。
まずは、あなたも、今日からできることを始めてみませんか?
場合によっては、取り組んだその瞬間から効果を感じられるものもあるでしょう。
最初は、1つ1つ小さな行動から始め、少しずつ成功を積み重ねていってください。
その積み重ねが、未来の大きな成功へと繋がっていきます。
このブログが、一人でも多くのワーママさんの道しるべになれば幸いです。
以上、こんママでした。
このブログで紹介した記事はこちら
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